ネット以外の副業を7つに分類。メリット・デメリットを比較

クラウドソーシングサービスなどネットでできる副業が流行しています。一方でネット以外で利用できる副業も数多くあり、それぞれの仕事にメリットやデメリットも存在しています。そこで今回は、ネット以外に分類できる副業とそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

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ネット以外にも副業案件はたくさん

ネットを活用した副業としては、主にアフィリエイトやブログを利用したものが知られています。これらはネットを利用しているからこそ気軽に利用できるものとして人気を集めていますが、実はネット以外の副業の中には専門的な知識や技術が必要ないものや気軽に始められるものも多いです。

そんなネット以外の副業は大きく7つの種類に分類されていて、それぞれの仕事内容が違うのはもちろん、メリットやデメリットも異なります。このため、仕事内容やメリットだけではなくデメリットも踏まえた上で、自分に合った副業を見つけることが大切です。

単純労働系

アルバイト

ネット以外の副業として代表的なものが、アルバイトです。アルバイトは単体で行っている場合は副業としては取り扱われませんが、本業と兼業という形でアルバイトをしている場合は副業として取り扱われます。

副業としてのアルバイトは時間の問題があるため難しいのではないかと思われてしまうことが多いですが、空き時間を利用した簡単なアルバイトも増えているので副業として兼務しやすくなっているところが特徴です。

ポイントとしては、本業とのバランスを調整できるかどうかが重要だとされています。このため在宅勤務や土日のみなど、本業に支障が出ない程度の勤務で仕事ができるものを探すことが大切です。

メリット・デメリット

メリットとしては、本業とは違った経験や知識、技術を身につけることができるという点があります。しかも副収入を得ることもできるので、お金を溜めながら本業では得られないような人脈を得て独立を検討するという人も少なくありません。

さらに本業とは違う分野の勉強ができるため、自身の視野を広げたり本業に活かしたりと得られたものを有効活用できる点もメリットです。

デメリットとしては、副業の中でも本業に支障が出やすかったり仕事を探すことが難しい点が指摘されています。またアルバイトによる副収入は給与所得とみなされてしまうため、住民税の源泉徴収で本業にばれてしまう可能性があるという点にも注意が必要です。

隙間時間を使ったタスク処理

タスク処理とは短時間でできる簡単な作業のことを指していて、クラウドソーシングサイトを中心に様々なタスク案件が副業として利用されています。

タスクの中にはライター案件やデータ入力などの事務的な案件やビジネスサポート案件が多く、仕事が忙しいという人や家事育児に追われている専業主婦でもちょっとした空き時間にこなすことができるものが多いです。

メリット・デメリット

このためメリットとしては短時間で副収入を稼げるところが挙げられていて、ちょっとしたお小遣いを稼ぎたいという人に向いています。しかも処理するタスクの種類や内容も多岐に渡っているので、飽きずに続けやすいというところもメリットとして挙げられています。

ただ隙間時間にできる短時間の作業が多いため単価が低く、たくさん稼ぎたいという人には向いていないという点がデメリットです。また作業内容と単価が見合っていない場合もあるため、仕事内容やクラウドソーシングサイトを比較検討する必要があります。

投資系

株・FXなどの金融投資

投資関係の副業は専門的な知識が必要になるケースが多く、なかなか始めるのに躊躇するという人が多いですよね。そんな人でも気軽に始めやすくなったとして人気を集めているのが、株やFXなどの金融投資による副業です。

金融投資は自分たちで投資する金額をある程度設定できますし、取引を自動的に行ってくれるソフトやアプリが登場したことで専門的な知識がなくてもある程度利益を得やすくなった点が特徴です。

しかも取引などの情報をチェックするのはパソコンだけではなくスマートフォンやタブレットでも確認できるため、外出先や仕事中でも簡単に見ることができる点も魅力の一つです。

メリット・デメリット

そんな金融投資で副業をするメリットは、少ない資金で大きな利益を見込めるところにあります。金融投資の場合は投資する資金さえあれば簡単に始めることができますし、FXであれば少額からでも投資が可能です。

このため主婦や学生からでも始めやすいですし、少しずつでも利益を出していけば最終的に大きな収入を得られます。

対するデメリットとしては、取引に失敗した場合のリスクの大きさが挙げられています。株もFXも取り扱っている商品が多く、常に価値が流動しているので安定した取引が望めないケースも少なくありません。このためちょっとしたミスから大きな損失を出してしまう可能性があることから、副業の中でも難易度が高いものとなっているのです。

賃貸などの不動産投資

金融投資とはまた違った投資関係の副業として注目を集めているのが、不動産投資です。不動産投資は賃貸物件などの投資できる物件を購入して運用していき、家賃収入によって利益を出すというスタイルの副業になります。

投資する物件を購入した後は自分たちで管理することもできますが、多くの場合は管理会社などを利用してサポートをしてもらったり管理業務そのものを一任しています。

このため自分たちはほとんど何もせずに収入を得られることが多く、投資や管理をするお金さえあれば長期的に続けられる副業です。

メリット・デメリット

メリットは、集客に成功して安定した運営ができれば長期的な収入を見込めるという点にあります。集客に成功するためには優良物件を見極める必要があるものの、きちんと見極めた物件を購入できれば、不労所得としても安定性が高いというところが最大のメリットだと言えるのです。

ただしデメリットとしては金融投資同様にリスクが大きい点がありますし、投資を始める際には多額の資金が必要になる点もリスクを高めているので注意が必要です。

特に不動産投資は投資している物件に入居する人がいて初めて収入を得られるので、空室対策をしっかり講じていないと利益が見込めないという点もデメリットとなっています。

専門系

ライター

副業を検討している人の中には、自分のスキルや知識を活用したいと考えている人も少なくありませんよね。その中でも文章を書くことが好きだったり、文章を考えることを得意としている人におすすめされているのがライター関連の副業です。

ライターの副業には色々な種類があり、指定された内容で文章を考えるものや文章をリライトするもの、ブログなどに掲載する内容を考えるものなど多彩です。

中には専門的な知識を必要とするものもありますし、初心者が始めやすいような専門的な知識を必要としないものもあります。このような点から初めて副業をするという人でも気軽に始めやすく、空き時間を利用して続けやすいという特徴を持っています。

メリット・デメリット

そんなライターの副業のメリットとしては、副業から本業にすることができる点や気軽に続けやすい点などが挙げられています。また自宅など好きな場所で副業をすることができるので、ネット以外の副業の中でも初心者が始めやすいという点は大きなポイントです。

ただデメリットとしては数をこなさなければ収入を得られない点や、ライターとして投稿した内容が必ず収入に結び付くわけではないという点があります。またライターとしての文章力や技術力も身につけていかないと、大きな利益を見込めないという点もあります。

デザイナー

デザイナーというと本業のように感じますが、副業としてデザイナーの仕事をしている人も少なくありません。副業としてのデザイナーは、主にホームページやブログのデザインを作成するWEBデザイナーが有名です。

ただネット以外での副業のデザイナーは企業のマスコットデザインや社内誌のデザインを取り扱ったり、SNSのスタンプなどのデザイン作成など幅広いデザインを取り扱うことができます。

多くのデザイナーの副業はクラウドソーシングサイトに依頼が来るので、そこから少しずつ実力を身につけて最終的には独立して仕事をするという人もいます。

メリット・デメリット

デザイナーの副業は、自分のアイデアやデザインを収入にすることができるという点が最大のメリットだと言えます。これまではなかなかお金にすることができなかったデザインを商品として売り出すことができるので、自分の好きなことでお金を稼げるという魅力もメリットの一つです。

デメリットとしては自分のデザインが必ずしも需要があるわけではないという点や、依頼主に合わせてデザインを検討しなければいけないという点があります。またクラウドソーシングサイトなどの仲介を受けないと依頼がないので、ある程度の知名度がないと収入が安定しないというデメリットも指摘されています。

専門知識・ノウハウの取引

自分がこれまでに培ってきた専門的な知識を活かしたい、身につけてきた専門的なノウハウでお金を稼ぎたいという人には、これらの知識やノウハウを取引材料として利用した副業が紹介されています。

この副業は取引を仲介してくれる業者などに登録して、自分の持っている専門知識やノウハウを欲しがっている客に有償でそれらを提供するという内容の案件になっています。

メリット・デメリット

メリットとしては、自分の持っている知識やノウハウをお金に換えることができるという点です。しかも取引は1回ではなく複数行うことができるので、需要の高い知識やノウハウであれば提供するだけで簡単にお金を稼ぐことができます。

ただしあくまで取引なので、知識やノウハウを欲しがる人がいなければ利益が出ないというデメリットを理解しておく必要があります。

まとめ

一時期はインターネットのサイトを使った副業が脚光を浴び、今でもアフィリエイトやブログを紹介するネット記事は多くみられます。しかし、最近ではライターやノウハウの取引など、サイト運営以外でも在宅で完結する副業が増えてきました。

副業の種類はとても多く、この記事の中でも紹介しきれなかったものがたくさんあります。試しにクラウドワークスなどのカテゴリ一覧を眺めるだけでも、多くの副業を知ることができるのでお勧めです。

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