趣味を副業にするメリット
何かの趣味を持っているなら、それを副業にしたいと考える人も多いでしょう。趣味を副業にすると、メリットも多数あります。
どんな魅力があるのでしょうか。自分の好きなことを仕事に活かしたいと考えるなら、メリットも知っておきましょう。
楽しみながら続けられる
趣味を副業にすれば、楽しく仕事ができます。嫌なことを仕事にするより、やる気も続くでしょう。
たとえば、何かを作ることが趣味なら、多少時間がかかっても制作過程を楽しめるのではないでしょうか。さらにお金ももらえれば、納得できます。
副業でストレスを溜めたくない場合は、好きなことを仕事にできるか考えてみましょう。
自分のペースでできる仕事が多い
趣味を仕事にする場合、自分で作った物を誰かに販売する作業が大半です。企業に納品するときは納期もありますが、個人に販売するなら、自分のペースで仕事ができます。
働く時間帯も自由です。本業の合間に作業を進められます。
イラストレーターやハンドメイド作家、写真素材の販売など、創作系の仕事が多めです。作る過程も楽しめるなら、無理なく続けられるでしょう。
もちろん、あらかじめ納品先が決まっているものを除いてお金になるかはわかりません。自分の作品を買ってくれる人を見つけることが先決です。
注意点もある
個人で仕事をする場合、注意点がいくつかあります。特に趣味を仕事にする場合は、他にはない問題が出てきます。
あくまでも趣味でやっていることだからと、過度に自分の作品を低く見るのは禁物です。不当に報酬が下がる原因にもなります。
安く買い叩かれるリスク
趣味の延長線上にある仕事は、報酬が安くなる可能性があります。仕事を依頼する側も、趣味でやっていることだからとその分報酬を抑えてしまうことが多いです。
いくら楽しく仕事ができても、ほとんど収入にならないのでは意味がありません。仕事として考えるなら、作業時間や制作費に見合った報酬設定が必要です。
手作りや趣味の作品は、どうしても不当な評価をされてしまうリスクが残ります。提示されたものが労働に見合う代金なのか、考えることも大切です。
トラブルが起きた際に対応が必要
いくら趣味の延長線で仕事をしていても、何か問題が起きた場合は自分で対処しなければいけません。たとえば、自分の作った物で購入者に被害が出た場合など、トラブルも想定しておきましょう。
個人同士でやり取りをしていると、商品が届かないことやお金が振り込まれないなどのトラブルも起こる可能性が高いです。
会社とは違い、トラブル時の対応はすべて自分が行います。お金を受け取る以上は、その先のことも考えておきましょう。
趣味を副業にできる具体例を紹介
趣味を仕事にしたい人におすすめな仕事は、創作系や雑務を仕事にするタイプが多めです。手芸や写真撮影が得意なら、作品の販売も考えてみましょう。
家事やDIYが得意なら、代行サービスとして提供するのもおすすめです。
写真素材販売
写真素材販売は、インターネットでも気軽に始められます。サイトを作って宣伝し、気に入った人が購入するシステムです。
自作ホームページに作品をアップロードする形や、運営されている投稿サイトなどを使う形があり、初心者でも比較的簡単です。
作業は写真を撮影し、ホームページにアップロードするだけで手軽にできます。労力が少なく、お金を出して買いたいと思う人が多ければ高収入も期待できるでしょう。
手芸用品販売
手作りのアクセサリーやファッションアイテムなど、ハンドメイド作品は根強い人気です。フリマアプリなどでも販売でき、比較的副業としての難易度も低い業界です。
何かを作るのが好きな人は、作品の販売を考えてみましょう。値段なども自分で決められます。
ファンがつけば、継続して収入を得られるでしょう。
家事代行サービス
日常の家事や力仕事など、ちょっとしたことを提供する仕事です。料理や掃除が得意な人や、人とのコミュニケーションが苦にならない人におすすめです。
主婦なら、普段している家事でお金がもらえます。男性なら電化製品の取り付けや力仕事、大工仕事なども請け負えるでしょう。
自分でサービスを立ち上げることもできますが、すでにある会社に登録するなど気軽に始められる形態もあります。
まとめ
副業を始めるとき、自分の趣味を仕事にしてみたいと考える人は多いでしょう。報酬が低く設定されるリスクはありますが、楽しく仕事ができます。
特定のファンがつけば高収入も期待できるため、まずは作品を販売するところから始めてみましょう。
創作系のスキルがなくても、家事代行など自分が得意なことをサービスとして提供できる仕事もあります。できることからやってみましょう。