会社員や主婦に人気の高収入な副業。3つの注意点とは

最近では副業を解禁する企業も増えてきました。そんな中、会社員や主婦に人気の高収入な副業があるのです。とは言え、高収入の裏には何かわけがあるのではと思う人も多いのではないでしょうか。副業の注意点を紹介していきます。

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高収入な副業には注意をしよう

『副業』と一言で言っても、さまざまな種類があります。特に高収入が得られる副業を行う際は、注意点がいくつかあります。

副業を始める前に、しっかりと注意点を頭に入れておきましょう。

税務処理を自分で行う

副業で年間20万円以上の所得がある場合、会社員であろうと確定申告が必要となります。収入が増える一方で、所得税も高くなってきますので、注意が必要です。

「面倒だから」と言って、確定申告をせずにいると、後々、本来の所得税とは別に課徴金を支払わなければいけない状況になります。副業を始める前にきちんと税金処理についての知識を学ぶことが大切です。

本業に支障がないように

副業は、本業とは別に業務を行うことです。どんなに短時間の業務だとしても、本業と両立して行うことで体力的にも時間的にも負担がかかってきます。

また副業をしすぎて、本業の仕事をおろそかにしてしまい、余計に精神的にも圧迫してしまうこともあります。

本業が終わった後に時間がとれない人は休みの日に副業を行うことで、唯一の休日が減ってしまう可能性もあるのです。

副業に力を入れ過ぎて、本業に支障が出てしまっては本末転倒です。あくまで、本業をメインとしながら、副業は自分の身体と相談しながら、本業との支障がないように行いましょう。

扶養や配偶者控除に注意

配偶者控除の場合は以下の条件を満たす場合のみ、適用されます。

  • 婚姻関係がある
  • 本人と同じ家計である
  • 年間合計所得金額が38万円以下(パートや給与のみの金額の場合、年収が103万円以下)
  • 青色申告をしている人の事業専従者として一度も給与をもらっていない
  • 白色申告をしている人の事業専従者ではない
  • 本人の合計所得金額が1,000万円以下もしくは給与のみだと年収1,220万円である

通常は、上記の条件を満たしていれば控除を受けることができます。しかし、2018年1月からは配偶者控除に対して、本人の所得制限が設けられるようになりました。

例えば、所得が900万円以下の場合、満額の控除38万円の対象となりますが、900万円を超えてしまうと、控除が引き下げられるため、所得が1,000万円を超えたところで控除の金額が0円になってしまうのです。

本人と配偶者のあいだで臨時の収入があった場合、配偶者の年収が103万円以下でも、合計した所得金額が38万円を超えると配偶者控除が受けられなくなります。

特に今まで103万円にこだわって働いてきた人は、意味がなくなってしまうということです。それだけでなく、配偶者本人も所得税の納税が必要となるため、気を付けましょう。

国税庁 配偶者控除

在宅でできる安全な副業

会社員や主婦でも在宅でできる、安全な副業を紹介します。気軽に家でできる仕事のため、空いた時間で副業の時間を調整することもできます。

在宅での副業なら、空いた時間を活用しながら、自分の生活と無理なく続けられることでしょう。自分のライフスタイルにに合った副業をぜひ見つけてみましょう。

スキル販売

自分の趣味や特技を生かして求めている人へ提供、販売できる副業があります。最近では、手軽に自分のスキルを買ったり、売ったりできるサービスが増えてきているのです。

例えば、「料理のレシピ」「英会話の上達方法」「ロゴ制作」など、ありとあらゆる知識やノウハウを販売し、収入が得られるサービスや自分で撮影した写真をアップロードして販売できるサービスなど、さまざまな種類のサービスが出回っています。

中には、課金体系が自分の稼働時間に値付けされるサービスや、販売する際に審査を必要とするサービスもありますが、どれも勉強する時間や知識を新たに得る時間をつくる必要がないため、すぐに始められる副業として人気を集めているのです。

ネットショップ

売りたいものさえあれば、すぐに副業としてできるのが「ネットショップ」です。

特に個人のネットショップを開業する場合、費用も少なくすみ、リスクも低いため初心者にはおすすめの副業として人気あるのではないでしょうか。

ただし、最初から集客力を期待することはできません。そのためSNSやインターネットを併用し、宣伝や告知を行うことで可能性は広がります。

家事代行

一般家庭の部屋掃除や料理、洗濯、片付けなどを代行するサービスを「家事代行」と言います。

少子高齢化により高齢者が増えているため、ニーズも増えているのです。家事が得意な人や片付けなどが好きな人は、趣味やスキルを副業として生かせる場所でもあります。

ただし、家事代行とは言え、エアコンやガスフードレンジなどの専門的な掃除は行いません。アルバイトより稼げる副業であり、家事が得意な主婦に人気です。

高収入な副業とは

副業の種類には、高収入が得られるものもあります。ただし、高収入の裏にはリスクが伴う可能性もあるので、きちんと把握しておくようにしましょう。

不動産投資

高収入な副業の一つが、「不動産投資」です。不動産投資とは、自分で購入した不動産物件を第三者に貸し出して、家賃を収入として得る投資になります。

特に知名度が高く、利便性のある場所の物件に投資を行うことで、大きな利益が見込めるのです。

リスクを把握しておくことが重要

不動産投資を行う上で、注意しておくべき点が地震や火事の被害に遭う災害リスクです。特に建物の老朽化が進んでいると地震が起きた場合に倒壊する危険も伴います。

こうした大きな被害を防ぐためにも、地震や火災に強い物件を選び、保険に加入しておくことが大切です。

また不動産投資はそこに住んでくれる人がいなければ収益がありません。高額投資をしたあげくに維持管理に費用がかかり、マイナスになってしまうことがあるので注意しましょう。

コンサルタント

スキマ時間に稼げる副業のなかには「コンサルタント」も人気を集めています。

コンサルタントはあくまで時間をたくさんかけて、課題解決をするものではなく、自分の知識やスキルを使って行う知的労働になるからです。

コンサルタントとはいえ、経営コンサルタントやITコンサルタントなどさまざまな種類があります。

会社員として行うなら、本業で経験していることをそのまま生かすことができ、課題解決さえできればどの分野でも、コンサルタントとして活躍できます。

会社員に人気の副業

実際に会社員でも手軽に始められて、収入につながる人気の副業を紹介します。本業の知識や経験を生かせるものにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

Web制作

デザイン制作やWebサイトの制作スキルや経験がある人は、そのまま副業として生かすことが可能です。

会社員として働きつつ自分のスキルを伸ばすことができ、本業ではできないような仕事を担える可能性もあります。

副業を行う人の中には、Web制作をしながらバナー制作やパンフレット制作を手がけている人もいるほどです。新しい知識を身につける時間がない人には、本業をそのまま生かせる副業が良いのではないでしょうか。

翻訳

元々、英語や中国語などの多言語を話せるという人は翻訳を副業にすることも可能です。まだまだ、言語についての仕事はニーズがあり、特に必要とされています。

流暢に話すことはできないけど資格がある、という人や留学経験や移住経験がある人も挑戦してみてはいかがでしょうか。

案件によっても異なりますが、元々持っている言語の知識やスキルをすぐに副業に生かしたい人にはおすすめです。1案件につき、5000円~1万円など幅広い内容のものが豊富に揃っています。

まとめ

会社員や主婦でも、自分がいま持っている知識やスキルを生かして始められる副業はたくさんあります。

ただし、あくまで本業や家事、育児に支障をきたさない程度にしましょう。もちろん、稼ぐほど税金の処理も必要となるので、確定申告も忘れずに行うことが大切です。

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