デザイナーが副業案件を取る方法。始める前注意点やポイント解説

デザイナーの副業には収入アップやスキルアップなど期待でき、おすすめです。副業で得た経験は本業にも活かされ、良い相乗効果を生むことも期待できます。しかし、場合によっては対策を取らなければトラブルとなってしまう可能性もあるため、デザイナーが副業を始める際のポイントや、案件獲得の方法などを解説します。

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デザイナーが副業をするメリット

デザイナーが副業を行うことで、本業にも良い影響が期待できます。本業だけでは体験できない仕事を通して、スキルアップやキャリアアップを目指していきましょう。

本業では得られない経験ができる

デザイナーが副業を行うメリットとして、本業とは異なる経験を得られるところにあります。

どのような副業をするのかにもよりますが、デザイナー講師であれば『教える』という機会を通じて、改めてデザインとは何かを見詰め直し、培ってきた知識が洗練されます。他にも、本業とは別の業務を行う事で、新しい技術やスキルを磨く事もできますし、新しい出会いによってこれまでとは違う考え方や手法に触れ、刺激を得る事もできます。

デザイナーとしての引き出しを増やすのはキャリア形成にも役立つでしょう。

仕事の効率が上がる

副業を行うことで、デザイナーとしての仕事を効率良くできるようになります。なぜなら副業は限られた時間の中一人で仕事を行うため、少ない時間の中でいかに成果を出すのかが求められるからです。

副業を行うことで本業以外の時間でも、IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを触る時間が増加します。結果としてデザイナーとしてのスキルが向上し、効率的に仕事をこなせるようになるでしょう。

納期に追われがちなデザイナーにとって、仕事の効率化は重要です。仕事を効率化したい方に対しても、副業はおすすめとなります。

ビジネススキルが身に付く

ビジネススキルが習得できる点も副業を行うメリットです。

普段行っているデザイナーの仕事では、ビジネススキルが求められることはそう多くない場合もあります。ですが、副業となると、案件受注のため自ら営業やマーケティングすることも想定されるため、結果としてビジネススキルを身に付けることができるのです。

身に付けたビジネススキルは、デザインを作成するときにも活かせます。マーケティングの知識がある人によるデザインと、知識がない人によるデザインではアピール力やクオリティで差が出ることも少なくありません。

営業から制作までを一人でこなすことで、デザイナーとしての力やビジネススキルが身に付きます。将来起業したい場合や、フリーランスとして働きたいと思っている場合は良い経験ができるでしょう。

デザイナーが副業をするデメリット

副業にはメリットだけではなく、デメリットもあります。デメリットを事前に理解し、対策を学んでおきましょう。

慣れるまで自由時間が減る

デザイナーが副業を行う際のデメリットは、副業が軌道に乗るまで自分の自由な時間や可処分時間が減ってしまう点です。

副業を行うことで仕事量は必然的に増えます。仕事量増加に伴い、いかに効率良く仕事を行うのか、スケジュール管理も求められますが、副業を始めたばかりで完璧にスケジューリングしていくのは簡単ではありません。

本業に差し障りがないように副業の時間を確保するためには、可処分時間を調整して捻出する必要があります。副業に当てる時間の配分を見極めるまでは自由時間が一定度影響を受けることを頭に入れて、体調管理や家族との時間などが極端に犠牲にならないように留意することが大切です。

確定申告が必要になる場合も

原則として副業で得た収入が20万円以上であるとき、所得税の確定申告が必要になる点にも気を付けておきましょう。確定申告を怠り、意図的な所得隠しとみなされると追徴課税されるケースもあります。

副業を始めたばかりであれば、帳簿管理が比較的簡単な「白色申告」で確定申告を行うことで作業負担を軽くできます。確定申告をしたことがない方でも、国税庁や各税務署の相談窓口を利用したり会計ソフトを導入したりすることで、安心して納税できます。

副業が安定して所得が増えてきたり、複式簿記に抵抗がなかったりするのであれば白色申告よりメリットが大きい「青色申告」で納税しましょう。

青色申告は控除額が65万円と大きく、赤字の3年間繰り越しや家事関連の経費計上なども可能になります。

出典:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人| 国税庁

デザイナーが副業案件を得るためのポイント

副業をやりたいと思っても、案件がなければ仕事はできません。副業を安定させるためにも、案件の獲得方法を解説します。

目に留まるポートフォリオを作る

案件を増やすためのポイントとして、依頼を増やす必要があります。

依頼を増やすには、クライアントに対して魅力的なポートフォリオを提示できるように意識して作成しましょう。成果物や得意分野をまとめておくことで発注受注時の誤解やミスマッチを防ぐこともできます。

魅力的なポートフォリオを作成するためには、以下の情報は必ず記載しておきます。分かりやすく記載することがポイントです。

  • プロフィール
  • 保有している資格や得意分野
  • 成果物(クライアントから許可されたもの)
  • 料金
  • 連絡先

案件に応募する際は、ポートフォリオの提出をクライアントから求められるケースもあります。実績を分かりやすく伝えるには、誰が見ても伝わるように内容をまとめましょう。独り善がりにならないよう友人・知人に見てもらうのも良いでしょう。

単発ではなく継続の案件を狙う

案件へ応募する際には単発の仕事よりも、継続性のある案件を選びましょう。副業で安定した収入を得るには、継続的な案件の受注が不可欠です。

例として、単発の仕事を受注するときのことを考えてみます。Webサイトのデザインを仕事として受注した場合、サイトの立ち上げが完了すると仕事は完了となります。

しかし継続案件であれば、Webサイトを構築した後も保守や運営管理ができる可能性があり長期的な収入が得られます。

単発の案件は仕事を終えると、また1から仕事を探さなければなりません。副業を始めた直後ではなかなか継続案件を受注できないケースもありますので、単発の仕事を確実にこなし、キャリアを積んでポートフォリオを強化していくと、継続案件への道も開けてきます。

デザイナーの副業案件の探し方

デザイナーが副業で行うための仕事を得るには、エージェントサイトやクラウドソーシングを利用しましょう。人脈があればそちらも活用していきましょう。

求人サイトやプラットフォームを活用する

おすすめの探し方は、デザイナーのための求人に特化した求人掲載サイトや、企業からオファーが届くオファー型のプラットフォームの利用です。

当メディアを運営するエンジニア・デザイナーのための求人サイト『OffersJobs』や、エンジニア・デザイナーのための求人マッチングプラットフォーム『Offers』では半数以上が週1・時給4000円以上の案件です。

デザイナーの案件にも特化している事や、副業に適した案件を多く掲載している事から、希望や適正の案件を探しやすいでしょう。

エージェントサイトを活用する

デザイナーが手軽に副業を始める際、エージェントサイトの利用は検討に値する選択肢です。

個人で案件に応募してクライアントとやりとりするとなると、単価・働き方など言いづらいことを、直接相手に言う場面も出てくるでしょう。これがエージェントであれば、クライアントとの間にエージェントが入ることで、気軽に伝えられるようになります。

副業の経験が浅く、求人案件を提示している企業に直接応募をすることに抵抗がある場合は、エージェントサイトを通して、手軽に副業を始めてみてはいかがでしょうか。

クラウドソーシングを利用

初めて副業をやるのであれば、敷居が低いクラウドソーシングを使ってみるのも良い経験となります。クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を依頼したい人と、仕事を受けたい人を結びつけるシステムで近年、利用者を増やしています。

仕事をしたいと思ったときに、クラウドソーシングサービス上で希望条件を検索して仕事が始められるため、副業の経験が浅い方にはおすすめとなります。

クラウドソーシングで受注できるデザイナーの仕事は、「ロゴマーク作成」「イラストの募集」といったグラフィック系の案件から「サイトのUI/UX改修」「システム設計・構築」といったWeb、システム系の案件までさまざまです。

1件あたりの単価が安く設定されている事が多い為、継続には不向きと言えるでしょう。

デザイナーが副業のモチベーションを保つ方法

仕事の増やし方として、自分の人脈を利用して仕事を取ってくるのも手段の一つとして考えてみましょう。

人脈を通して得た仕事は、既にクライアントとの信頼関係が構築されているため、仕事に関する相談がスムーズに進みやすいです。

人脈を難しく考える必要はありません。前の会社の同僚や友達などに声を掛けてみます。副業が禁止でなければ所属している会社の同僚も対象となります。こうした声掛けを通じてWebサイトのデザインの仕事が得られれば、これは立派な実績の一つになるのです。

懸念点は、人脈で得た仕事に関する報酬の交渉は、人間関係の安定を気にしすぎるあまりデリケートな問題になりやすいことです。納期や報酬など条件面の交渉はなおざりにせず、口約束ではなく書面を取り交わして、双方が気持ち良く付き合っていけるよう配慮しましょう。

副業のモチベーションを保つ方法は?

副業を始めたて日が浅いうちは、仕事がなかったり、仕事があっても単価が安かったりとモチベーションを保つことは難しいことも予想されます。体調管理を整え、なぜ副業をしたいのか目標を明確にしてモチベーションの維持に努めましょう。

成功のイメージを持つ

自分にとってやりがいのある仕事が達成できたり、利益が得られたりしたと想像できたときに「次も頑張ろう」というモチベーションは生まれます。そのために自分が副業に成功するイメージを持ちことが大切になってきます。

成功のイメージとは具体的な目標となります。モチベーションが維持できないときは、具体的な目標を持てていない場合が多いです。

副業を始めた当初は成功のイメージを明確に持っているため、モチベーションは保ちやすいですが、副業をやっていく中で失敗することもあります。

失敗を繰り返したりや結果が出なかったりする期間が続くと、成功へのイメージが薄れモチベーションの低下につながります。モチベーションを高めるためにも、定期的に成功のイメージは固めておきましょう。

「なぜ副業するのか」を考える

モチベーションを保つための方法として、自身に対して定期的に副業をする理由を問い掛けることは大事です。「なぜ副業をするのか」という動機や目的を忘れてしまうと、モチベーションを維持ができません。

「稼げそう」「楽そう」などと考え副業を始めても熱意がないため、副業を続けることは困難です。

目の前にある仕事を淡々と行うだけではやる気がなくなり、いずれ副業をしなくなります。なぜ副業をするのか、定期的に目的を明確にしておきましょう。

睡眠をきちんと取る

副業を行う時間を確保するために、睡眠時間を削るのは止めましょう、心身が疲れていると、モチベーションの維持は難しいです。体を健康に保てず、本業にも悪影響が出ては意味がありません。

睡眠時間を確保できていないと感じるのであれば、睡眠時間を5時間、6時間、7時間と増やしていきます。睡眠時間を増やすことで、モチベーションに何か変化が起こらないか観察します。

モチベーションが大きく落ちた場合は、一度、睡眠時間の見直すのをおすすめします。生活リズムを整えることで体を健康に保つことができ、モチベーション維持にもつながるでしょう。

デザイナーが副業を始める前に抑えておきたい注意点

副業を行う際には、業務委託契約を結びます。副業を行うにあたり、契約書は必ず確認しておきます。他にも仕事量の調節や税金面は、自身で管理しましょう。

契約書は隅々までチェックする

契約を結ぶ際には、契約書の内容は慎重に確認します。業務委託契約は労働基準法や労働契約法の保護を受けることができず、慎重になる必要があるからです。

契約書の中で注意して確認すべき項目は、報酬金額・支払方法・業務上の経費などです。お金に関わる項目については、トラブルになりやすいため確認しておきます。

契約書の確認不足が後々のトラブルにつながる可能性があります。契約内容に納得した上でサインをしましょう。

オーバーワークにならないように

副業をやることで、必然的に仕事量や仕事時間が増えます。オーバーワークに陥らないように注意します。

無理な仕事量をこなして、体調を崩しては意味がありません。仕事ができなくなることで、クライアントに迷惑が掛かることも考えられます。

仕事の量は許容範囲の8割程度にしましょう。抱える仕事の量が多い場合は、クライアントに相談して仕事量を調節します。

「副業を頑張りたい」という気持ちは大切ですが、自身でリスクヘッジをして無理のないように取り組むと良いです。

保険や税金のことも意識する

副業によって収入が増えることで、社会保険料や税金の負担が増えることも頭に入れておきましょう。

先述したように、副業で得た収入の額が20万円以上のとき確定申告をする必要があります。これが「自分で税金を管理する」ということです。副業をしていく上では避けては通れません。

また社会保険料が増える条件として「月の所定労働日数が通常の労働者の4分の3以上」「月額賃金が8.8万円以上」などの条件があります。

対策として労働時間や日数を調節すること、雇用されない働き方などを選ぶ必要があります。覚えておいて損はないでしょう。

出典:適用事業所と被保険者| 日本年金機構

まとめ

今回はデザイナーが副業を始めるためのポイントを解説しました。

デザイナーが副業をやるメリットは本業とは違う経験が得て、本業に良い影響を与えられる点です。デメリットもありますが、副業をやる前に知っておくことで対策できます。

エージェントサイト・クラウドソーシング・人脈など、活用できるものはフルに活用し案件を獲得しましょう。まずはハードルが低いところから、副業を始めてみてはいかがでしょうか。


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