予算と期限は、顧客と約束したり経営陣に約束する必要があるが、その場合はどうしてるのか?どうすべきか?

プロジェクトや業務を進める際、顧客や経営陣に対して予算や期限を明確に約束する必要があります。しかし、適切な約束の方法や、変更が生じた場合の対応策など、具体的な手法や考え方について不明確な点が多いです。実際の業界でのベストプラクティスや、成功事例、失敗事例などをもとに、予算や期限の約束をどのように行い、また変更や調整が必要になった場合の対応方法について教えてください。
1年前
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  • Haruka Ishii

    プロジェクトマネジメント

    1年前

    個人的なやり方になりますが、より上位概念を握ることを意識しています。

    ・全てのプロジェクトは経営戦略に何かしらの寄与する
    ・プロジェクトが複数人で数ヶ月単位で実行されるもの
    ・業務はある個人が数時間〜数日で実行されるもの

    と定義するとき、プロジェクトの遂行は以下の①から進めていき、②と③を繰り返し続けると考えています。
    ①プロジェクト全体の設計(目的、背景、アウトプット、完了条件、スケジュール、論点など)を行うフェーズ
    ②アクションプラン(プロジェクトの全体像から導き出される各種業務)を定義するフェーズ
    ③アクションプランを踏まえてプロジェクト設計の見直しを行うフェーズ

    また、このとき、初期的には以下3点を握っています。
    ・あくまで経営戦略に寄与するためにプロジェクトの目的が設定されていること
    ・プロジェクト全体の設計の中で、とくに変更が許されない(条件が厳しい)ことはなにか
    ・アクションプランを遂行していく上でプロジェクトの全体設計が多少変わる可能性があること

    適切な約束の方法や、変更が生じた場合の対応策など

    「変更」がプロジェクトなのか業務なのかによって微妙にやり方が異なると思っているのですが、
    ・業務の締め切りやコストが変更される際は、プロジェクト全体像からみたときにアクションプランが変更されたことを説明する
    ・プロジェクトの何かしらが変更される際は、経営戦略から見たときにプロジェクトの設計を変更すべきと提案する

    前者は割りと「ある目的達成のためにある業務をやります」的な話なので説明は単純ですが、後者に関しては変更の意思決定が自分にない(経営陣や顧客のプロジェクトの責任者にあることが多い)上に、総合的な観点でプロジェクトの設計が決まっていることが多いので、あくまで「全体最適を考えたときには別のプロジェクト設計に変更するべき」という提案をするべきだと思います。(そしてこの説明力がプロマネのスキルで一つ重要な論点という認識)

    失敗事例としては、
    ・プロジェクトの目的が、経営にどういう意味を及ぼすのかや、プロジェクトの要件で後で変更可能な観点を握れていなかった
    ・初期に作成したプロジェクト設計がかなり誤りがアクションプランを遂行する上でわかったが、その修正を逐次していないせいでプロジェクトに大きな変更を加える必要がでるタイミングまで問題を意思決定者に共有できていなかった(③をサボっていた)
    ・アクションプランにおいて重要度が高い(アクションプランの実行の遅延がプロジェクト全体の設計に影響を及ぼす)ことをプロジェクト推進者にもアクションプランの実行者にも伝達できていなかったことで、遅延が発生した

    などがあります。
    (編集済み)
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    • 1年前

      顧客や経営陣との信頼関係や体制にもよりますが、自分が大事にしていることとしてはリスクをしっかり伝えておくべきことです。もちろん約束事を実現するために最大限努力することも大事ですが、計画は精緻にしようとするほどコストがかかる割に精度には限界があるので、起きうる問題やそれへの備えなどを伝えておきます。
      また計画を進行していく中でも、マイルストーンを決めつつ、進捗やリスクを共有し、一緒に進めるプロジェクトであることを関係者に理解してもらうように力ます。
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