サービスの将来像について

サービスの将来像をどのくらい先の期間まで描いていますか?

また、それを日々一緒に開発しているメンバーにどのように共有していますか?
1年前
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  • 北野勝久

    エンジニア

    1年前

    執行役員として会社の経営チームに参画しているものです。すでに回答されているIshiiさんの考えを拝読し、いっしょに開発しているメンバーと、先のことを話す機会をもっとたくさん増やさないとな、とあらためて感じました。

    一点だけ追加でアイデアを共有するとすれば、「一貫したプロダクトバリューは存在しない」、ということでしょうか。
    これはもとフリークアウト 佐藤裕介氏の考えに影響を受けていますし、実体験としてもあります。
    https://careerhack.en-japan.com/report/detail/887
    サービスを契約してくださったお客様に対して継続的に向き合っていくことはもちろん必要ですが、「◯◯ができるなら、△△までできると嬉しい」「□□という技術が出たので、御社のサービスなら◯◯できるはずが、どうか?」といった要望はつきものだと思います。

    普段、開発していると、どうしても短期で実現しようとしてる「◯◯機能」や、その先にいる「お客さんA」に目線が引き寄せられます。その一方で、サービス自体は常に世の中の大きな変化にさらされているので、目の前でやっているこtがいつ陳腐化するかは誰にも読めません。

    サービスの将来を共有するのと同時に、プロダクトのコアバリューが変わった際には急速に転換できる前提で組織と向き合うことの大切さを、昨今のGenerativeAIの流れをみていて感じています。
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  • Haruka Ishii

    プロジェクトマネジメント

    1年前

    BtoB SaaSの会社を経営しています!以下、何かの参考になれば幸いです!

    サービスの将来像の共有は
    ・最終的な絵図(5-10年後に実現したいあるべき世界線)
    ・ロードマップ(足元〜3年間)
    の2つに分けて共有するようににしています。

    「最終的な絵図(5-10年後に実現したいあるべき世界線)」に関しては
    ・弊社のサービスがあることで最終的にどういう風に業務プロセスは変わるのか
    ・それにより、業界が最終的にどうなるのか
    の説明をしています。
    前者に関しては、「チームメンバーの今行っているプロダクト開発の納得感を高めるため」に行っており、後者に関しては、「弊社が存在している意義の納得感を高めるため」に行っています。
    これはあまり変化するようなものでもないので、ある種チーム組成における所与の条件として会話の前提として常に会話にでてくるのが当然となっています。

    「ロードマップ(足元〜3年間)」に関しては
    ・Sprint単位での足元3ヶ月間の方針
    ・年間単位での足元3年間の方針
    に分けて話をしています。
    「Sprint単位での足元3ヶ月間の方針」に関しては「サービスの将来像」という質問よりは卑近な無いようなので端折るとして、「年間単位での足元3年間の方針」に関しては、「開発メンバーが技術ロードマップを作成できるようにすること」を目標に共有しています。

    個別具体のfuncitonを共有するというよりは、ざっくり
    ・トランザクションがどのように増えるのか
    ・function数やdatabase数がどのように増えるのか
    ・セキュリティ要件や品質要件がどのように変化するのか
    を理解できるような説明をしています。
    なので、「サービスの将来像」とは少しずれている内容にはなりますが、この内容に関しては何か変化があればすぐに共有するようにしており、経営会議ではこの粒度の会話をすることが多いです。

    何かの参考になれば幸いです!
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