アジャイル開発におけるベロシティ変動の影響:安定性と品質への対策について

アジャイル開発にてベロシティを有効に活用したいのですが、大きく変動することが多く、これがプロジェクトの安定性と品質に影響を与えています。安定したベロシティを維持するための最良の方法やテクニックはありますか?具体的なアクションプランやツールの推薦も含めて、ご意見をお聞かせください。
1年前
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    • Dai Fujihara

      プロジェクトマネジメント

      1年前

      こんにちは。アジャイルコーチとして質問のような悩みを持つ現場を支援しています。

      ベロシティの数値は、スプリントプランニングで見積もった計画の数値が元になります。たとえば、計画時に100と見積もったものが90だといまいちだし、110だとよくできた!という感じです。

      安定しないということは、計画がうまくいかなかったとも言えます。よって、以下の対策をふりかえりなどで考えてアクションにつなげるといいと思います。

      1. そもそも見積もりがいまいちだった > 見積もりの精度を上げていきます。ただ、上げすぎると従来型の見積もりに近づいてしまうので、「ざっくり正しく」が理想です。

      2. 仕事を終わらせる。よく「次のスプリントに回そう!」と判断するチームは多いですが、毎回これをやってしまうと、「仕事を終わらせられないダメダメチーム」になってしまいます。まずは最低限の責務として終わらせること。終わらないなら調整するなり、スコープを減らすなり、できるだけはやく行動を起こし、対応していきます。

      ベロシティは多少の波があるものなので、1〜2といった誤差は気にする必要はないです。どちらかというと、「大きく変化したとき」が改善や学びのチャンスなので、チームでトレンドから情報を読み取る場を作るといいと思います。
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