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  Kay Gosho

  エンジニア

  3年前
  結論から申し上げると、将来性に関しては、「ある」と思います。
  
  下記では、インフラエンジニアを「ソフトウェアを安定的に稼働させる上で、アプリケーションの基盤となる部分の設計・構築をするエンジニア」と定義します。
  
  昨今の PaaS サービスの進化やサーバーレスアーキテクチャの流れから、インフラエンジニア不要説が唱えられることがあります。確かに、 Firebase や AWS Lambda, Cloudflare Worker のようなサービスの台頭により、「サーバーそのものを管理する必要がなくなった」インフラエンジニアの業務内容は大きく変化していると思います。極端な例ですと、昔は「物理サーバーが届いたので、サーバーラックに乗せる」という作業があり、重く平べったいサーバーを開封し、場違いに寒い轟音の響くサーバー室に設置する作業は趣がありましたが、クラウドの進んだ現在ではそんな作業をすることはほとんど無いでしょう。
  
  ですが、インフラエンジニアの需要が減るわけではなく、直感的にはむしろ増えていると思います。
  
  物理的にサーバーを触ることはなくても、技術の進化や環境の変化によって、求められている分野が拡大していると思われます。「インフラエンジニア」の定義に含まれるか微妙ですが、下記の3点がホットな領域かと思われます。
  
  ・Docker や Kubernates (k8s) 、 Marathon などの台頭によるコンテナ化の技術
  ・Terraform や Pulumi、 AWS-CDK といった Infrastructure as Code  (IaC) の流れ
  ・マイクロサービス・アーキテクチャの台頭による Istio や Prometheus といった周辺ツールの運用知識
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  Suzuki Yutaro

  エンジニア

  3年前
  既に記載いただいている内容に自分もほぼ同意します。
  
  付け加えると、それはそれで正しいのですが、そういった分野に精通しているインフラエンジニアが求められる一方で、インフラエンジニアにとってみてば基本的な知識（可用性の担保、冗長化、サーバーのボトルネック調査のための知識、構築自動化 etc...）をチームや組織のノウハウとして持っていなくて困っているという話を自分は最近非常に多く耳にします。
  
  これはインフラエンジニアの責務範囲が広がってきたことに加え、クラウドインフラ利用の拡大（特にエンタープライズ系）、新たなサービスの誕生などによってインフラ領域の知識が求められるところがどんどん増えてきている一方で、肝心のインフラエンジニアの数が足りていないことに起因していると思っています。
  
  そういった意味だと将来性は十分以上にあります。
  ただし、トレンドをきちんと追い続けなければ置いていかれてしまうでしょう。
  それはインフラでなくても同じですけれど。
  
  ちなみに個人的なところでいうと、休日は学習したりしなかったりです。
  やりたければやったほうがそりゃいいですね。
  自分個人としてはリフレッシュすることを優先しています。
  学習することが目的ではなくてなにか学習したいものがあって「これを学習する時間を作る」と思ってから時間を作るので、あまり何時間とかは考えたことがないですね。
  やっていると「この辺の知識があったほうがいいなあ」というのがどんどん見えてくるので、それらを一つ一つやっていけばいいでしょう。
  学習という範疇に入れていない部分としては、使っているサービスやOSSの公式、信頼できる関連ブログや発信者（中の人など）の発信内容は随時チェックして情報を仕入れるようにはしています。
  
  トラブルシュートや技術調査が好きならきっとインフラエンジニアには向いているので興味があれば是非やりましょう！
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  Kay Gosho

  エンジニア

  3年前
  （文字数制限を超えてしまったので複数コメントで失礼します）
  
  その他でも、昨今需要が高まっているセキュリティ、物理的なネットワークの制限がある環境でどのようにサービスを提供するか、大量のデータを扱うサービスやAI基盤でどのように安定稼働させるか、オンプレミスからクラウドへの安全な移行など、インフラエンジニアの仕事は尽きないと思います。
  
  また、いくらクラウド化やコンテナ化、マイクロサービス化が進んだとしても、コンピューターの基本的な構造が変化するわけではありません。 CPU、メモリ、GPU、ディスク、その上に各種の OS が動いているという状態に変わりはなく、何か問題が起こった時にその辺りの知識があると問題解決に役立つことは間違いないでしょう。ただし、その辺りの知識はソフトウェアエンジニアであれど持っておくべきものではあります。
  

  「休日の学習時間」はどのくらいか？

  これは人によると思いますが、概ねソフトウェアエンジニアなどと変わらないと思います。勉強のスタイルにしても、自分のサービスを開発する人、書籍を読む人、そして副業をする人など、様々なパターンがあると思います。ただ、私の周りでインフラエンジニアとして活躍している人は、 OSS にコミットしたり、書籍の執筆に携わるなど、休日も技術に触れている時間が多いように思います。
  
  ですが、基本的な Linux や IaC, Docker などの知識があれば、需要は尽きない分野ではあるので、無理に学習しなくても仕事に困ることは暫くはないでしょう。
  
  また個人的な意見ですが、 k8s やマイクロサービスなどの技術は、ある程度規模の大きいサービスを運用している企業でないと真価を発揮しづらいと思います。なので、そういった技術に関する本当に必要な知識や設計パターン、いわゆる「勘どころ」は平日の実務での学習が大きいと思います。
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