導入事例

Offersを導入、ご活用いただいている企業様をご紹介します。

フロント&バックエンド3名を採用。スピード採用の裏側には、Offersカスタマーサクセスの存在があった

yup株式会社
代表取締役社長 阪井 優氏

新規サービス開発に、エンジニアが足りない


ーー:今回、Offersを通じて3名のエンジニア採用に成功したと伺っております。まずは副業のエンジニアを採用するに至った背景を教えてください。

開発リソースが足りないためです。当社はフリーランス向けの先払いサービスを運営していますが、並行して新規サービスの開発を進めようとしています。ただ既存サービスの開発でもリソースが限られていますので、新規のリソースをどう確保するかが課題でした。

ーー:今回の募集のメインは新規サービスだったんですね。

そうですね。ただ既存サービスもリソースが足りていなかったので、今回3名入っていただいたエンジニアの1人は既存の開発を手伝ってもらっています。

ーー:ちなみに、新規サービスはどのようなものなのでしょうか?

請求書まわりの煩雑さを解消するSaaSです。弊社では先払いサービスを運営している中で、請求書を発行したり、受け取った請求書の管理で困っている個人事業主や、中小企業の経営者を目の当たりにしてきました。

また僕らも会社を経営していますが、最近まで僕が1個ずつ振り込み作業をやっていたので、そこを全部自動化できるサービスを作りたいなと思っていたんです。

副業エンジニア採用なら、Offers一択だった


ーー:なるほど、そこで副業エンジニアの採用というわけですね。これまでも御社では副業エンジニアの採用をされてきたのでしょうか?

はい、当社では正社員は3名ほどでして、他はエンジニアに限らずみんな副業社員です。創業以来、知人からの紹介(リファラル)で副業社員を採用していました。

ーー:これまでの知人経由から、媒体であるOffersを使おうと思った背景を教えてください。

知人からの紹介(リファラル)には限界を感じていました。リーチできる人数も限られていますし、どうしても採用までに時間もかかってしまって、開発スケジュールにも遅れをとってしまいます。そこで副業を希望するエンジニアが多く集まるOffersなら、僕らの課題を解決できると思って迷わず導入を決めました。

yup株式会社代表/阪井氏


ーー:以前からOffersはご存知だったのでしょうか?

はい、Offersを運営するoverflow代表・鈴木さんのnoteを読んでいたので知っていました。運営会社自体が、副業を生かした組織運営をしてるからこそ、安心して使えると思いました。

2年間正社員ゼロ。150人の副業社員で会社・事業を運営している話

こちらのnoteに書かれている「150人以上の副業メンバーで組織運営をしていること」に衝撃受けて、すごく参考にさせてもらっています。

エンジニア3名を、3週間で採用成功!


ーー:今回採用された3名の方について教えてください。

年齢は全員20代後半で、2人はバックエンド、1人はフロントエンドです。新規サービス開発にバックエンドとフロント1名ずつ、既存サービスに残りのバックエンドの方に入ってもらってます。

ーー:3名の活躍ぶりはいかがでしょうか?

1人は某決済サービスに勤めている方なのですが、いきなり他メンバーから仕事を巻き取ってくれたり、さらに先読みしてどんどん開発進めてくれてるので、すごく助かっています。JIRAを弊社で使っているのですが、そのエンジニアも本業でJIRAを使っているのでコミュニケーションコストもかからず、早くから馴染んでもらっています。

他の2人についてもこれから本格的に稼働していくタイミングですが、本業でもコードをガリガリ書いている方なので、これからがとても楽しみです。

ーー:この3名はスポットでの働き方になるのでしょうか?

そうですね、週10〜15時間で本業に支障がない範囲で入っていただいています。これはこの3人に限らず、弊社で働いてもらっている副業メンバーも週◯時間のような働き方です。そこから徐々に稼働時間を増やしていただいたりします。



ーー:皆さんは御社のどこに魅力を感じるのでしょうか?

フリーランスにとって、支払いサイクルの長さは生活面にダイレクトに影響が出ますし、さらに請求書発行の手間や管理、さらに確定申告など面倒なことがたくさんあります。僕らはそんな課題を解決していきたいと考えており、そこに共感をしてJOINしていただいています。

今後も弊社としては、お金に関する支払いとか請求まわりをどんどん効率化していきたいと考えてるので、今後もこの思いに共感いただける方をお迎えしていければと思います。

スピード採用の裏側に、CSの伴走


ーー:3週間で3名は非常に早いスピードだと思いますが、改めてその要因は何だったのでしょうか?

Offersのカスタマーサクセス(以下、CS)の存在ですね。JD作成にはじまり、リストやスカウト文面の作成、スカウト配信の代行、面談の進捗確認など、僕らは採用活動に慣れているわけではないので、多岐にわたってフォローいただけたのは大きな要因です。本当に感謝です。

ーー:JD作成から一緒にですか?

はい。新規サービスを開発するにあたってカチッと人材要件が決まってなかったので、「こういうエンジニアを採用したい」とまずはざっくりとCSに相談させていただき、そこから弊社のエンジニアを交えて要件を詰めていきました。

ーー:CSから何か提案などはございましたか?

はじめは「年齢は20代後半くらい」とお伝えしていたのですが、「母数が狭まりすぎるので30代まで広げた方が良い」「Rubyだけでなく、Pythonなど使えるエンジニアにもリーチしてみた方がいいのでは」などのアドバイスをいただきました。

今の採用のトレンドや、Offersに登録しているエンジニアの動きなどもCSは把握しているので、今僕らはどのように採用活動を進めていくことが最善かを、一緒になって真剣に考えてくれました。お陰様でお会いしたエンジニアは皆さん意欲が高く、採用活動が効率的に進んだ手応えも感じました。

ーー:それはすごい!

はい、お会いした皆さんは弊社に興味持っていただいていまして、翌週には2回目の面談で時給などの条件をすり合わせ、その翌週から稼働開始してもらえるのは、ある意味で驚異的なペースだと思いますね。

知人経由だと、まず1回知り合いを挟んで会社説明をしたりするので、初めてお会いするのに時間がかかったりするので、Offersという媒体を使って本当に良かったと思います。

ーー:社内のアカウントの発行などもあると思いますが、スピーディーな受け入れ体制もできているんですね!

クラウドサインの契約締結やSlackのアカウント発行など実は全部僕がやっているんです。Offersで承諾をもらえた瞬間に僕がやってしまっていますね。今後は管理部など社内体制を強化していくので、それまでは僕1人でやり続けると思います(笑)。

ーー:Offersの管理画面も実際に触っていただいたかと思いますが、印象はいかがでしたか?

特に採用の進捗がひと目でわかる看板メニューはわかりやすかったです。ぱっと見て、各候補者様のステータスがどんな状況かひと目でわかりますし、週次の採用ミーティングでエンジニアに画面共有しながら一緒にチェックしていました。

副業メンバーの力で、プロダクト開発を加速


ーー:副業を採用する上でポイントはございますか?

かなり内部事情をオープンにお伝えすることですね。エンジニア組織全体を見てくれてる三浦が面接に同席してくれているのですが、「今弊社ではこういう課題あるので、力を貸してほしい!」と素直にお伝えしているのが良い効果に繋がっていると思います。

もちろん面談時には、どんな言語やフレームワークを使っていて、どんなメンバーが在籍しているかなどをドキュメントにまとめているので、そちらを画面共有しながら説明させていただいています。このあたりは基本的なことかもしれませんが、候補者の方が知りたいであろう情報はできるだけ隠さずにオープンに伝えようとしています。

ーー:話しは変わりますが、スタートアップにとって副業エンジニアを採用するメリットとは何でしょうか?

今回Offersを使って思ったのが、面接して「来週から稼働できます!」みたいな方が多かったので、そこのスピード感が副業採用における最大のメリットかもしれません。

特にスタートアップ企業は一日一日が勝負で、開発スピードを緩めるわけにはいきません。いますぐ開発リソースを追加したいというときに、すぐに外部の優秀なエンジニアに加わってもらえるのは非常にありがたいことです。どうしても正社員採用の場合には数ヶ月の時間が必要になってしまいますからね。

最短60分で受け取れるフリーランス向け報酬即日払いサービス『先払い』は、yupの主力プロダクトとして今後もアップデートを続けていく予定だ


ーー:副業の方とうまく長くお付き合いするために、何か心がけてることはあるのでしょうか?

週に1回は定例MTGを設けて、正社員や副業・業務委託など関係なくフランクにコミュニケーションができる環境をつくっています。社内ドキュメントの閲覧権限も雇用形態によっての制限も設けておらず、正社員・副業・業務委託、さらにインターンが同じ情報を取得できるようにしています。

副業転職を推進していきたい


ーー:正社員採用はどのようにお考えでしょうか?

今回Offers経由で入っていただいた方はいますぐの転職は考えていないのですが、3人ともスタートアップで働くことに興味持ってくれてるので、徐々にでも転職を考えてくれたら嬉しいですね。稼働時間を徐々に増やしたり、定期的にみんなでご飯にいったりすることで、より一層の相互理解ができたらいいですね!

基本的にはいきなり正社員採用というよりは、まずは副業・業務委託でお迎えし、うまく相互理解ができたら正社員としてお迎えするのがベストだと考えているので、今後も副業採用は積極的に検討していければと思います。

ーー:これまで副業や業務委託から正社員化したメンバーもいるのでしょうか?

はい、今年11月から正社員になってくれるエンジニアがいます。実は今回が初めてのケースなのですが、今後もこのような事例がたくさん増えていくことを願っています。

ーー:ありがとうございました。

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