導入事例

Offersを導入、ご活用いただいている企業様をご紹介します。

CSのフレキシブル経営支援により、マネジメント体制の構築と採用に成功!不動産業界を牽引するカナリーのOffers活用術

カナリー
(採用責任者)眞砂 健太氏

ユーザーファーストだからこそ選ばれる不動産アプリ「カナリー(CANARY)」の魅力



ーー:はじめに御社の事業内容についてご説明いただけますか。

眞砂氏:弊社は、不動産仲介業者の業務をデジタル化する業務効率化ソリューションとお部屋探しアプリ「カナリー(CANARY)」を開発・運営しています。

創業事業でもある「カナリー(CANARY)」はスマホアプリに特化していて、UXに関しては強いこだわりがあります。そのため、開発にはOffersで採用した優秀なエンジニアやデザイナーが携わっています。

ーー:Offersを導入して9名を採用されたと聞いております。どのような経歴の方々が事業に関わってこられたのでしょうか。

眞砂氏:9名の経歴は、海外の企業でフロントエンドをされていたり、メガベンチャー出身でバックエンドに強い方であったりとさまざまです。中には、本を出版されている著名なエンジニアの方もいらっしゃいました。

その中の一人は、Webやアプリの両方を得意とする方でしたので、抽象度の高い設計周りの話や、技術的難易度が高いものをお任せし、相談や難しい調査もしていただきとても助かっています。一般的な採用方法では出会えないような即戦力とつながれたのは、Offersで採用活動をして良かったことの一つと言えますね。

ーー:お部屋探しアプリ「カナリー(CANARY)」については、とても使いやすい印象があります。ユーザーから、不動産アプリの中でも高い評価を得ているのも納得ですね。

これは御社全体が「ユーザー目線を大切にする」という考えを持ってサービス提供をしているからこそできることなのでしょうか。

眞砂氏:弊社はサービスのリリース当初からユーザー目線を意識しています。弊社のCEOも1人のユーザーとして機能面やデザインを細かく指摘していたので、現在もユーザーファーストであることを大切にする文化が社内全体に浸透していると考えています。

また、不動産業界は競合他社が多いため、よりUXが重要になってきます。アプリをメインに展開するということは、メインターゲットが自ずと若者中心になるのですが、若年層はアプリに慣れていることもあり、少しでも不便さを感じれば離脱してしまいます。

そういったアプリネイティブなユーザーから高い評価を受けているということは、弊社の強みだと感じています。

ーー:ユーザー目線を大切にする企業文化に魅力を感じているエンジニアが集まっている印象があります。

眞砂氏:そうですね。もちろん、事業を伸ばすためにコミットできるかという観点も重要ですが、コミットするにはユーザーファーストでなければなりません。

採用時も「ユーザー目線での開発ができるかどうか」を重視しています。

採用成功の秘訣は「人事とエンジニアの連携」



ーー:Offersの利用に至った経緯についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

眞砂氏:事業の拡大とともに正社員を募集したものの、応募者が少なかったため、ある時から副業を積極的に受け入れる方向にシフトチェンジしていました。

そんな折、Offersというサービスがリリースされたことを知り、副業を受け入れていた弊社との相性が良かったことから利用に至りました。

ーー:実際、Offersを活用してどのくらいの方にスカウトを送っていたのでしょうか。

眞砂氏:Offersのスカウト枠が月に50人(※1)だったため、毎週10人強にスカウトメッセージを送っていました。そのため、人材候補も含めると毎月100人くらいをピックアップしてましたね。

具体的なフローとしては、私がプールした100名の中から、現場のエンジニアが選定します。私は現場のエンジニアからフィードバックされた内容(スカウトするポイントやコメント)を参考にして候補者にスカウトを送ります。そして、カジュアル面談は私とエンジニアで面談に参加するという流れです。

ーー:エンジニアに送るスカウトメールをパーソナライズされていたとのことですが、具体的にどのような工夫をされていたのでしょうか。

眞砂氏:スカウトメールは、私の方でテンプレートを作成し、その一部にパーソナライズできる項目を設けてエンジニアに記載してもらっていました。

人事の私のみでメッセージを送るよりも、エンジニアの方にヒアリングした上で送る方がより候補者の興味を引くことができます。それにより返信率が向上し、多くのエンジニアと出会えました。

他に工夫していることとしては、プロフィール更新が直近の方をメインにスカウトしている、“副業/業務委託スタート大歓迎”という雰囲気を出し続けているなどです。

ーー:様々な工夫をされているのですね。眞砂さんは面談にも同席されているそうですが、カジュアル面談では主にどのようなお話をされているのでしょうか。

眞砂氏:私が全社的な事業の説明などを担当し会社に興味を持ってもらい、その後に候補者の質問に答えていくスタイルになります。

その中で、候補者のお人柄を引き出しつつ、仕事に対する意欲や転職の理由も合わせて聞くようにしており、お互いの認識合わせの機会としてカジュアル面談の場を設けています。

Offersのフレキシブル経営(※2)支援により、安定的なマネジメント体制の構築と1名の副業転職に成功


ーー:採用された方々の仕事の成果はいかがでしょうか。

眞砂氏:業務委託で採用した方の中には、当初はあまりパフォーマンスを出してもらえないままフェードアウトしてしまう、ということも多かったのですが、Offersを導入し、CS担当によるフレキシブル経営(※2)の支援が始まってからは、マネジメント体制も整い安定的に成果を出してもらえるようになりました。

特に、業務委託から転職してくださって、正社員としてジョインしてくださっている方についてはかなり成果を出してくれていますね。Offersで良い人材に出会えたと思っています。

事業拡大に対する今後の課題



ーー:投資家の方々も御社に期待されてると思われますが、具体的にどのような点で期待をされていると感じていますか。

眞砂氏:不動産業界への社会的なインパクトに期待をしてもらえているのではないでしょうか。

弊社は“不動産業界”というレガシー業界とよばれる業界に対して、【もっといい「当たり前」を作る】をミッションに掲げて競合と差別化できればと考えています。

ーー:今後も企業拡大されていく中で、業務委託のメンバーの副業転職はもちろん、正社員の採用にも力を入れていきたいと聞いております。採用にあたって今後の課題があれば教えてください。

眞砂氏:今後はさらに開発組織をより強くしていきたいと考えています。しかし、チームを引っ張っていけるリーダー層がまだまだ足りていないのが現状です。

即戦力として動けるフルスタックやシニアのエンジニアがチームに加わってくれることが理想ではありますが、業務委託の採用も積極的に続けていく予定です。そこからの副業転職で正社員を増やして行ければ理想ですね。

ーー:ありがとうございました。

※1 利用プランによって異なります。
※2 株式会社overflowの提唱している「雇用形態にとらわれない人材活用により経営スピードを最大化する」新しい経営手法

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