導入事例

Offersを導入、ご活用いただいている企業様をご紹介します。

わずか1カ月で5名を採用!wizOnChainがドメイン知識と技術を兼ね備えた「スペシャリスト型チーム」を最短で組成できた理由とは

wizOnChain株式会社
(代表取締役) 金下裕平氏 (取締役) 西川忠志氏

web3やブロックチェーンをもっと身近なサービスへ



ーー:御社は2023年4月に設立とのことですが、まずは会社設立の経緯やお二人のこれまでのキャリアから教えてください。

金下氏:弊社は「web3やブロックチェーンを使った新しいプロダクトをマス向けに届けたい」という想いのもと、学生時代からの友人である西川と私の2人で立ち上げました。

私のこれまでのキャリアとしては、前職は三井物産という会社で、AIやDX関連の事業開発に5年間従事。その後、米Preferred Medicineというアメリカの子会社に2年間ほど出向して、現地でシステム開発に携わってきました。

西川氏:私はAIを使った画像処理専門の企業にて、システム開発・マネジメントに従事してきました。副業では2020年頃から楽曲制作に取り組んでおり、個人・企業問わずVTuberにBGM提供や歌のMix(編集)などを行っています。

ーー:お二人ともAIに関する知見や、事業開発などの経験を持ち合わせているのですね。web3やブロックチェーンはいつ頃から注目されていたのでしょうか?

金下氏:5年ほど前からですね。「AI技術屋」の僕らから見ると、ブロックチェーンはすごくポテンシャルを秘めていると感じています。

しかし、ブロックチェーンなどのweb3技術って、いわゆるマス(大衆)には届いていないですよね。ウォレットや秘密鍵などを持ってる人もいるかもしれませんが、誰もが使えるようなサービスとまでは言えません。

西川氏:僕らはその現状は自然なことだと思っています。今、この分野は仮想通貨やNFTのような金融分野で注目を集めていますが、どうしても誰かが得したり損する仕組みになりがちです。そのため、気軽に使える世界にはならないのではないかと考えています。

一方で、技術はとても素晴らしいものですし、誰もが楽しく利用できるポテンシャルも秘めていると思います。スマホひとつで誰でもweb3を楽しめる。

何億も儲かったりはしないかもしれませんが、「皆が楽しめるサービスを作りたいな」と2人で話している中で、wizOnChainが2023年4月に生まれました。

資金調達にも成功!会社設立の翌月に、Offers導入へ


ーー:Offers導入開始は2023年5月、つまり設立した翌月ですね?

金下氏:ありがたいことに、設立してすぐにANRIさんやエンジェル投資家から出資いただくことになりました。最初は僕と西川が1年ぐらい生きていける程度の資本金で、コツコツと事業を進めていくことも想定していたのですが、とても良いご縁に恵まれたと思っています。

ーー:早々に資金調達もでき、採用にも力を注いでいけることになったのですね。改めてOffers導入の経緯などを教えてください。

金下氏:前職にて新規JVを立ち上げた後輩(現:株式会社GEOTRA 陣内氏)から紹介していただきました。彼自身、前職の三井からGEOTRAを立ち上げるにあたってOffers経由で副業エンジニアを採用してしていたという話も聞きました。

ーー:副業採用の成功事例もお聞きになられていたのですね。

金下氏:そうですね! 僕自身、PMF(Product Market Fit)までは、チームを副業人材で構成したいと考えております。当社は新しい技術を使ってプロダクトをゼロから生み出していくわけですが、プロダクトの方向性はマーケットの動向に合わせて、臨機応変に変わっていくものと考えているからです。

未来がどうなっていくか見えない中で、いきなり正規社員を採用することは僕らにとってもリスクですし、働いていただく方にとっても「自分は本当はこういうことがしたかった!」みたいなミスマッチが起こりかねません。

そういう考えもあり、GEOTRA 陣内氏から聞いた事例もそうですが、今や副業は当たり前ですし、日本の副業の流動性が上がってきているのはチャンスと感じてます。

ーー:Offersのプロダクトとしての思想が、御社の考え方ともマッチしていたのですね!

金下氏:それに加えて、Offersはハイレイヤーなエンジニアがたくさん登録されている話は事前に聞いており、それも導入の決め手になりました。特にブロックチェーンではバックエンドエンジニアの採用が非常に大事になっていきますからね。

わずか1ヶ月!希少性が高い「スペシャリスト型チーム」が誕生



ーー:今回採用できた方について教えてください。

金下氏:UXディレクターとエンジニア(バックエンド、モバイル、フロントエンド)、マーケティングディレクターの計5名を採用できました。いずれの方も理想のスキルと知識の持ち主で、スカウトを送信してから約1週間で採用が決まった方もいます。正直、ここまで早く採用できるなんて思いませんでした。

西川氏:特にUXディレクターやエンジニアの方など、プロダクト企画の上流部分から一緒に議論ができているので、とても助かっています。

なかでも本業で開発ディレクターをされているAさんは、ゲーミフィケーションや、アプリ上での体験を全体設計できる経験豊富な方です。この方に加わっていただいたおかげで、僕らはブロックチェーンを基盤にして「体験を作る会社」だとより自信を持って言えるようになりました。

金下氏:Bさんもweb3の知識があり、ブロックチェーンの技術を用いたマス向けのサービス開発に高いモチベーションがある方です。僕らが思いつかないようなアイデアをいくつもお持ちで、その一つ一つを僕らとすり合わせながらプロダクトにどう反映していくか検討しています。

もちろん、それ以外の方も経験もかなり豊富なので、「こういう◯◯をやっていくべき」という実体験に基づいた貴重なアドバイスもいただいています。皆さん、本業などで部分的にすでに体験されていることでもあるので、とても心強いですね!

ーー:プロダクト開発の上流段階から一緒に議論して進めているのですね!

金下氏:実は導入当初はここまで上流の方を採用しようとは考えていませんでした。エンジニアチームを作るためにOffersを導入したのですが、いざOffersに登録されている方を検索すると、スキルだけでなく、ドメイン知識も有する優秀な方が多いことに気づきました。

ーー:そこで、上流から一緒に考えられる層へとアプローチを変更したのですね。採用された皆さんとは現在どのようにプロジェクトを進めているのでしょうか?

金下氏:基本的にフルリモートで、時間や働き方などは自由にしています。週1回の定例会はありますが、コミュニケーションはSlackやGitHub、Notionを活用した非同期コミュニケーションが前提になっています。

ーー:まだまだ認知されていない新しいプロダクト開発に挑戦されていますが、リモートだと難しい場面も多いのではないでしょうか?

金下氏:普通に考えれば、すごく難しいことだと思います。新規プロダクト開発をフルリモートで、さらに分業で進めていくという、一見無茶なことをやってるようにも見えますね(笑)。

しかし、Offersに登録されている方は、その進め方でも問題ないケイパビリティの持ち主ばかりです。先ほども少し話しましたが、今回採用できた方々は「以前からブロックチェーンをずっとやってました」とか、「ずっとこの分野のバックエンドやってました」など、全員が経験として2〜3周目の方ばかり。

「このあたりで何かいいアイディアないか?」という問いかけに対しても、的確な反応がすぐに返ってくるんです。「いやいや、金下さん違いますよ。このようなケースは、こういう運用すべきなんです!」といった経験に即したアドバイスもいただきつつ、議論を進めています。

提案された内容に対して「こちらで想定していたのと結構違うな」と思うことも正直あったのですが、議論を重ねていくと、結果的に提案いただいた内容の方が実用性がかなり高いこともあります。

そういった先人の知見をプロダクトに組み込んでいくなど、高度な連携ができるチームを作れたのはOffersを活用して良かったと思うことの一つでもあります。

1カ月で採用成功の背景には、CSのサポートがあった


ーー:1カ月でスピード採用に成功されていますが、何か工夫された点などありますか?

金下氏:Offersのカスタマーサクセス(以下、CS)のサポートがとても良かった、の一言に尽きますね! スカウト文面や求人票の作成においては、「こうやった方がよりワーカーさんに伝わりますよ!」といったアドバイスを随所にいただきました。

僕らの急ぎの要望にも柔軟に対応いただき、本当に感謝しています。

当社は西川と私の2人しかいないので、文面作成以外にも細々と丁寧にサポートいただいき助かりました。僕たちだけでは成し遂げられなかったとも思ってます。

ーー:スカウト配信メールの結果などもお聞かせください。

金下氏:これは自分たちも特殊なんじゃないかなと思っているのですが、スカウトは30通ぐらいしか使ってないんです。契約ではもっと配信通数があるのですが、かなり余りましたね(笑)

ーー:そうなんですか!

金下氏:でも想定通りです。今回の採用では、前提として各ポジションで1名ずつを考えていたのですが、僕が作りたいチームは、ジェネラリストが5人いるチームではなく、「この人はバックエンドに関して最強だ」「この人はブロックチェーンに関して最強だ」というような各職種のプロフェッショナルが集まったチーム。そんな彼らが1日数時間だけ力をあわせるチームを作ってみたくて。

ーー:ペルソナが明確なんですね。でもハードルが高そうです。

金下氏:そうなんです。加えてブロックチェーン関連で実務経験があり、かつブロックチェーンに可能性を感じて、マス向けにプロダクト開発をしたいと考えている方を探していました。そんな人って、何人いるんだって思いますよね(笑)

西川氏:OffersにはCTOクラスのハイスキルなエンジニアが登録しているということに疑いはなかったのですが、ブロックチェーンなどの専門性ある人やエンジニア以外の職種の人が本当にいるのかは、ちょっと半信半疑でした。今回の場合、UXディレクターやマーケティングディレクターですね。

金下氏:しかし、Offersにはそういった人材が一定数いたんです! Offers登録者の層の厚さを感じました。ですから、Offersを導入後はその方たちのプロフィール文を見つつ、OffersのCSと一緒に募集要項を作ってアプローチしていきました。

西川氏:結果として返信率も高く、お会いした皆さんは本業で実績も豊富にあり、副業のモチベーションがとても高い方ばかりでした。求める人材にお会いすることができて非常に満足しています。

ーー:今回5名の方を採用されましたが、今後の採用はどのように進めていく予定でしょうか?

金下氏:Offersでの採用は続けていく想定です。今後はインフラや、決済の部分の専門性が高い人をお迎えしたいと考えています。

チームの中核になってくださる方は今回採用できたので、並行してスポットで手伝っていただける方の採用も検討できればと思います。その後は、プロダクトの発展と共にチーム構成を柔軟に変更できればと思いますし、今後もOffersをうまく活用できればと思います。

プロダクトを作れる経営者は、Offersを使っていくべき



ーー:もし、他の経営者から採用について相談されたとき、Offersをどのように紹介していきますか?

金下氏:前提として「Offersはただ人を集めるだけのサービスではない」と伝えた上で、僕らの経験を踏まえて紹介すると思います。

Offersに登録している皆さんは専門性が高くて優秀な方ばかり。CTOクラスのエンジニアだけでなく、他の職種でもCxOクラスの方が多く見受けられました。

しかも仕事に対して、自分事化して熱量高く接してくれます。僕らの「ブロックチェーンを使った新しいプロダクトをマス向けに届けたい」という思いに共感してくれたり、「こういう技術を使ったらうまくいくと思う」という仮説を持ってきてくれます。

ですから、単純に仕事を依頼している感じがしないんです。スタートアップが普通に仲間を集めてるのと同じ感覚ですね。「とりあえず起業したから手伝って!」ではなく、自分でプロダクトを作れるノウハウやスキルがないと、コミュニケーションの難易度も高くなると思います。

だからこそ、自分でプロダクトを作れる経営者は、これからみんなOffersを使っていくんだろうと僕は思っています。Offersだけで開発チームを組成でき、プロダクトが完成できてしまいますから。本気の経営者には自信を持ってOffersを紹介できますね。

ーー:西川さんはいかがでしょうか?

西川氏:基本的に金下と同じ考えです。明確なビジョンを持ってないと、Offersで人材を採用しても厳しい面はあると思います。

逆に、専門性が高いハイレイヤーな方々とプロダクトの未来について一緒にディスカッションしながら、実現したい未来に向けて一歩一歩前へ進めていける方であれば、Offersは最高のサービスになると思います!

ーー:ありがとうございました。

※ wizOnChain株式会社の採用情報はこちらから
【Offers jobs】クリエイター向け譲渡不可NFT販売プラットフォームのバックエンドエンジニア

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