クロスビット社にみる採用成功の勝因とは?現役エンジニアに聞く正社員としてジョインを決めた理由
(CTO)Amol Bondre氏 (HRBP)松本 藍氏 (Unit Leader)水野 翔弥氏
働き手が「自分の能力を必要とされる場所」で「適正な報酬と機会を得られる」社会の実現を目指す
ーー:御社の事業内容について教えてください。
アモル氏:弊社は「100年先も続く、働くを支える」というミッションの元、「シフト」を切り口に労働力不足の解決に挑んでいます。
従業員のシフトを組むというのは、見た目よりもずっと煩雑な作業です。例えば30日分のシフトを組もうと思った場合、従業員のシフト希望や労務状況、売上の予測、時間帯毎の客数など様々な要素を考慮した上でシフトを組まなければなりません。
この課題を解決できるのが弊社のシフト管理サービス『らくしふ』です。『らくしふ』は、独自のアルゴリズムを使って、自動でシフトが出来上がるシステムです。
従来はLINEや電話で一人ひとりにスケジュールを聞いて作成していたシフトを一括管理で作れるため、管理コストや労力の削減に貢献しています。
小売業や飲食業のみならず、医療・介護や製造業など様々な業種・規模の企業にご活用いただいており、導入事業所数は20,000事業所を突破しました。
また、リソースが足りないところにヘルプを募集する機能や、全ストアのシフト状況を把握する機能、人件費管理をする機能も提供しています。
さらに、働き手にとっては魅力的な職場に簡単かつ頻繁に出会うことができ、自分の能力が必要とされ、適正な報酬や機会を得られる環境づくりをサポートしています。
事業者がより良いサービスを届けられ、かつ働き手が自分の能力を必要とされる職場で適正な報酬と機会を得られている環境を目指すことで、サービスを受け取る人の体験も向上し、また家族を含めて関わる全ての方の時間もより充実した時間に変わる、そんな社会の実現を目指しています。
Offersの魅力はスタートアップ企業に適した優秀な人材の豊富さ
ーー:御社がOffersを利用するに至った経緯を教えてください。
アモル氏:以前はリファラル採用が多かったのですが、『らくしふ』の開発を手伝ってくれる優秀なフルスタックエンジニアが必要となり、エンジニアを採用できるサービスを探していました。
いくつかの候補を比較する中で、弊社の人事部の人間からOffersというサービスのことを聞き、こちらが求める人材とOffers登録ユーザーのスキルの親和性が高いことがわかり、導入に至りました。
ーー:当時、求職者側であった水野さんがOffersを使い始めた経緯も教えてください。
水野氏:最初はSIerで働きながら、スタートアップ企業で働ける案件を業務委託で探してました。他のマッチングサービスも利用していましたが、Offersはよりイメージと近い企業からのスカウトが多かった印象です。
興味を惹かれる案件が多かったことと、自分のプロフィールを読んでくれていることの伝わる丁寧なスカウトメールを多くいただけたという点が、特に印象に残っています。
ーー:Offersを実際に使ってみた感想を教えてください。
アモル氏:率直に相性がいいと思っています。これまでOffersを活用して業務委託、正社員共に複数名の採用に成功しており、毎回想像以上の成果が出ています。
また、特に人材検索のためのフィルタリング機能が使いやすかったです。
松本氏:Offersの登録ユーザーは、我々のようなスタートアップのフェーズにフィットする、優秀なエンジニアやデザイナーが多い印象です。
スキルの高いエンジニアやデザイナーは転職活動をせずとも次の働き場所が決まっていくため、転職市場に出てくるのが稀なのです。Offersの場合は転職ではなく副業・業務委託の形で仕事を受けてもらえるため、成長意欲の旺盛な優秀な人材に出会いやすい傾向でした。
「正社員として働きたい。」カジュアル面談を通して起こった気持ちの変化
ーー:水野さまを目の前にしてお話しづらいかもしれませんが(笑)水野さまの働きぶりにつきまして、率直な感想はいかがですか。
アモル氏:大変助かっています。フルスタックエンジニアのチームを率いて主要な機能を実装してくれており、他のエンジニアを指導し、チーム全体のスキルの向上にも貢献してくれています。
また、経験や言語のスキルだけでなく、コミュニケーション能力も非常に高い方です。
ーー:水野さんもコミュニケーションについては重要視されていますか?
水野氏:はい。私自身も、面接時にアモルさん、2名のエンジニアリーダーの方とお話しさせていただいた際に、みなさんの思考がロジカルで、コミュニケーションにストレスがないと感じたのが入社の決め手の一つになりました。
ーー:Offers登録当初は、そこまで本格的に転職する意思は強くなかったと聞いていますが、それでもクロスビット社と出会ってその気持ちが変わったということでしょうか。
水野氏:はい。Offersに登録したときもあくまでも業務委託で貢献するつもりでしたが、クロスビット社とカジュアル面談させていただいた時にカルチャーが合っていると感じました。
また、自分の得意領域である「バックエンド・インフラ」というポジションもマッチしていて、「シフト管理DX」という領域の社会貢献性の高さにも魅力とやりがいを感じたのが、選考に進むきっかけになりました。
ーー:他の求職媒体と比較して、Offersはどのような点が魅力的だったのでしょうか?
水野氏:業務委託もしくは正社員のどちらか一方ではなく、Offersは両方を柔軟に選べるところですね。
ーー:人事の松本さんにお伺いします。素敵な人材の獲得に成功したとお見受けしますが、今回の採用の勝因は何でしょうか。
松本氏:新しく入ってくれた人材を大切にし、少しずつ成長してもらうスタンスを求職者にお伝えできているためだと思います。
弊社のプロダクト開発チームはPdM(プロダクトマネージャー)とエンジニアたちがしっかりとチームになってスクラムで回しており、エンジニアの意見をしっかりと聞く体制が整えられています。
段階を踏んできちんとキャッチアップしてもらい、その人にあった成長支援に注力しています。そのため「クロスビット社はスタートアップのフェーズなのに、人材を大切にする環境が整っている」と言っていただけることも多いです。
弊社の構想の「はたらく」体験を支えることの対象には、社内メンバーも含まれています。そのため上記のように評価してもらえる体制が整っていることは、社内の働き手の将来について「組織全体でどうサポートできるか」を考えているからこそだと自負しています。
求めるのは変化が起きる組織での対応力、他者の意見を柔軟に取り入れられる力を持った人材
ーー今後の採用および事業の展望を教えてください。
アモル氏:我々は、少子高齢化に伴う労働人口の減少による人手不足・労働力不足という課題を解決しようと、日々プロダクト作りを行なっています。
今後は、さらに対応できる業界を増やし、プロダクトの価値を高めていきたいと思っています。
企業としては、社会課題の解決のためにチーム一丸となって「どのようなプロダクトにできるのか」「そのためにはどのような組織にしていくのか」を年齢や役職などに捉われずフラットに議論できるのが理想です。
採用にあたっては、速いスピードで変化が起きる組織での対応力、他者の意見を柔軟に取り入れられる力を重要視しています。スキルのマッチももちろん大事なのですが、技術は日々進化していますし、キャッチアップをしようとする姿勢の方がより大切だと感じます。
技術力を活かしプロダクト作りで社会貢献をしたいと感じている方、急成長する組織作りに関わってみたい方とご一緒できたら嬉しいです。
松本氏:採用担当として組織の拡大を考えたときに、技術力があるのはもちろんですが、「プロダクト作りを通して社会貢献したい」という我々の価値観に共感してくれる方がいらっしゃればありがたい限りです。
ーー:ありがとうございました。
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