導入事例

Offersを導入、ご活用いただいている企業様をご紹介します。

計10名のエンジニア・デザイナーを採用。上位プランに契約更新し、効率的な採用スタイルも実現!

株式会社ワークスタイルラボ
CTO 田中 翔氏

「開発リソースが足りない!」ーーそんな時にOffersの噂を聞いた


ーー:2020年9月にOffersのライトプランを導入いただき、翌7月にはプレミアムプランに更新いただいています。まずは最初にOffersを導入した背景から教えてください。

私は2019年にワークスタイルラボにジョインし、コンサルタントと企業を結ぶプラットフォームの企画・開発を進めてきました。当初は少人数でプロトタイプ開発を進めてきたのですが、プロダクトの方向性が決まって開発を本格的に着手するにあたり、デザイナー/エンジニアの採用を進めていくことにしました。

それで媒体を検討する際、メンバーに「何かいい採用媒体はないか?」と聞いたときに出てきたひとつがOffersでした。Offersのデモ画面などを事前に見せていただいたのですが、一番候補者を探しやすそうだったというか、我々のイメージに近そうな人が見つかりそうな媒体だと思って導入を決めました。

ーー:近そうなイメージ、とは?

副業意欲が高いエンジニアやデザイナーが多いこと、また当時は高稼働してくれるフリーランスをメインで採用したいと考えていたので、そういった方々に我々から積極的にアプローチできる点ですね。

ーー:ちなみにこれまでも副業の採用をされてきたのでしょうか?

はい、ただそれまではリファラル採用を中心に進めていました。私がジョインした当時は開発組織をほぼゼロから立ち上げていく必要がありました。前職の同僚に声をかけて、副業を経て正社員としてジョインしてもらったり、SNSを通じて手伝ってくれるエンジニアを業務委託として採用したりしていました。



ーー:最初から副業採用の文化があるのですね!

そうですね。組織立ち上げ時期から、副業エンジニアがいる前提で開発の進め方も整えてきました。たださすがにリファラルを続けるのは限界がありますし、時間もかかります。フルタイムか、50%稼動ぐらいのフリーランスの方を中心に早く採用したいと考えていたので、媒体選定が我々の生命線でもありました。

ーー:Offersを実際に使ってみていかがでしたか?

求めているイメージに該当しそうな方がたくさん登録していましたし、副業意欲が高い方が多い印象を受けました。経験年数や稼働時間、希望単価に加えて、SNSなどで人柄もわかるので、オファーを送る判断もしやすかったです。

それにオファーの返信率も高かったですし、面談した方の大半は契約に繋がっています。Offersに登録している方は本当に副業に対するモチベーションも高いですよね!

デザイナー&エンジニアを4名を採用


ーー:ライトプランでは何名を採用されたのでしょうか?

4名を採用できました。弊社の希望する稼働時間にぴったりな方を採用することができ、本当に効率的な活動ができたと思います。

ーー:具体的にはどんな方を採用できたのでしょうか?

一人ひとり紹介させていただきますと、以下の通りになります。

<Nさん(現在は契約終了済み) フロントエンドエンジニア>

本業は他社でフロントエンドエンジニアでしたが、弊社と契約中にフリーランスにご転向され、月100時間程度稼働していただきました。フロントエンドを中心にバックエンドを含む開発全般をご担当いただきましたが、最終的にご自身の興味が強い別ジャンルのサービスの開発に専念されたいとのことで契約終了になりました。

<Sさん(契約終了済み) UI/UXデザイナー>

フリーランスのデザイナーの方で、月80時間程度稼働していただきました。弊社プロダクトの初期フェーズのデザインをほぼ全て仕上げていただき、デザインについて様々なご提案をいただくなど、非常に頼れる仕事ぶりでしたが、プロジェクトの区切りのタイミングで別案件に注力されたいとのことで契約終了になりました。

<Tさん(契約終了済み) フロントエンドエンジニア>

本業は他社でフロントエンドエンジニアの方で、月30時間程度稼働していただきました。CSSに詳しい方で、主に画面まわりの初期作成、コーディングにご活躍いただきました。本業がお忙しい中何とかお時間を見つけて業務を進めていただきましたが、なかなかお時間が取りづらいとのことで契約終了になりました。

<Kさん サーバーサイドエンジニア>

弊社とフルタイムでご契約中のフリーランスエンジニアの方です。バックエンドを中心にフロントエンドを含む開発全般をご担当いただいています。ご経験が豊富な方で、全方位にご活躍いただけているため、弊社としては非常に助かっています。

ーー:すでに契約終了の方もいらっしゃいますが、振り返ってみていかがでしたか?

皆さんそれぞれ期待した通りのパフォーマンスを発揮していただけたと思っていますし、本当に助かりました。


開発と採用を並行させるため、プレミアムプランに更新


ーー:その後、プレミアムプランに更新いただいています。こちらの背景を教えてください。

採用が成功したことで、自社プロダクトの開発が順調に進んでいく感触を得ることができました。そこでさらなる開発強化を目指していくにあたって、人員増加は不可欠でした。デザイナーの方の契約終了に伴って追加採用をする必要もありました。

ただ、私もCTOとしての業務を行っていくにあたり、採用業務の工数がボトルネックになっていたのも事実です。そこで採用活動を代行してもらえそうなサービスを改めて探すことにしました。採用エージェント(採用代行会社)にも声はかけていましたよ。

ーー:そういった検討を経て、再度Offersに決めていただいたのですね!

はい、各社の料金やサービス内容を考えたときに、Offersのプレミアムプランが料金とサービスのバランスが良さそうだと感じました。

それにライトプランでOffersを使っているなかで、「Offersで声をかければ採用につながる」という感触を得ることもできていました。我々が候補者様にリーチする回数もボトルネックにもなっていたのですが、プレミアムプランでOffersにサポートをしてもらうことで、そのボトルネックを解消できるイメージもできていました。

ーー:Offersにはどんなサポートを依頼したのでしょうか?

主には候補者のリストアップや、面談の日程調整などを依頼させていただきました。弊社でもやれなくはないのですが、なかなか時間を割きにくいのが現状でした。

あとはスカウト文面の作成や配信代行もそうですね。文面の事前チェックはさせていただきますが、作業を巻き取っていただけたのは助かりました。それにOffersのCS(カスタマーサクセス)担当の方は、Offersの使い方を熟知しているので、過去の成功体験なども我々の採用活動に活かしていただきました。

ーー:だいぶ田中さん自身の工数も軽くなったようですね!

はい、あとはCS(カスタマーサクセス)担当の方が「早くチェックしてください」と急かしてくれるのが助かりますし、そこが一番ありがたかったです(笑)。

6名の即戦力エンジニア・デザイナーを採用


ーー:プレミアムプランではどんな人を採用できたのでしょうか?

計6名採用できました。弊社の開発チームはリファラルとOffers経由のメンバーでほぼ構成されています。改めて振り返ってみると、本当にOffersでたくさん採用できたと思います。

6名の方を紹介すると以下のようになります。

<Kさん フロントエンドエンジニア>

本業は他社でフロントエンドエンジニアの方で、月40時間程度稼働していただいています。Nuxt.jsに詳しい方で、Nuxt.jsの使い方のレビューや改善を中心にフロントエンド開発をご担当いただき、弊社ソースコードの品質向上に貢献していただいています。

<Uさん サーバーサイドエンジニア>

本業は他社でサーバーサイドエンジニアの方で、月50時間程度稼働していただいています。主に外部システム連携機能やシステムの根幹となる計算処理の開発を中心に、パックエンド開発をご担当いただいています。デイリーミーティングや先日弊社で開催したキャンプイベントにもご参加いただくなど、積極的に業務にコミットしていただいています。

<Kさん UI/UXデザイナー>

本業は他社でUI/UXデザイナーの方で、月100時間以上稼働していただいています。契約終了になったSさんの後任として、弊社プロダクトのデザイン全般をご担当いただいています。弊社からの要望にも柔軟にご対応いただき、安定して業務を遂行していただいています。

<Eさん サーバーサイドエンジニア>

本業は他社でPM兼サーバーサイドエンジニアの方で、月10時間程度稼働していただいています。Goのご経験が豊富な方で、バックエンドのソースコードのレビュー、品質向上を中心に業務をお願いしています。

<Aさん インフラエンジニア>

本業は他社でフルスタックエンジニアの方で、月20時間程度稼働していただいています。弊社ではインフラ関連の構築、自動化、効率化を中心に、インフラエンジニアとして業務をお願いしています。

<Oさん フロントエンドエンジニア>

本業は他社でフルスタックエンジニアの方で、月40時間程度稼働していただいています。弊社ではフロントエンド開発を中心に業務をお願いしています。



ーー:すごく順調なようですが、要因としては何が良かったのでしょうか?

社名が表すとおり「最高の働き方」を目指す会社なので、働き方は基本として、その上で技術的な面白さ、開発中のプロダクトの意義などそれぞれ伝わるように心がけています。あとは面談後、オファーを出すかどうかは即決するようにしています。

ーー:最高の働き方、とは?

私はCTO就任以来、自分が働きやすい環境とはどんな感じかを考えつつ、それを組織に反映してきたのですが、今その理想に近いものが実現できつつあると思っています。細かく挙げるとキリがないのですが、フルリモート・フルフレックスという環境のもと、今後さらに組織を良くできると思っていて、そこをまずはお伝えしています。

ーー:田中さんの「働きやすい」と思う環境が、組織にインストールされているのですね。フルリモート・フルフレックスもその一環だと?

はい。私個人の考え方として、あまり人の時間を拘束したくないんです。私自身も「何時から何時まで絶対仕事してください!」みたいなのがあんまり好きじゃないですね。契約している皆さんに対して、できるだけ時間を拘束せず、でも最大限のパフォーマンスを出していただきたいと思っています。

ただ何でも自由にしたらパフォーマンスが出るかというと、それはそれで違うと思います。時間を自由にすることと、その上で良いコミュニケーションを取ってパフォーマンスを上げていくことを両立させないといけないと思っていて、そういった考えもきちんと面談時にお伝えしています。

あとは技術的にものすごく難しいことをやっているわけではないと自分たちでは思っているのですが、モダンな技術・やり方でエンジニアが見て「ここはこうあるべきだよね!」と思うことはだいたい全部やっていると思うので、そういう話もさせていただいています。

副業組織を運用するために重要なこと


ーー:副業組織を運営する上で、特に気をつけている点などありますか?

先ほども少し触れましたが、「コミュニケーション」ですね。フリーランスや本業の調整が付きやすい方に参加していただいている週次定例や、高稼働の方とはデイリーミーティングも開催しています。それに加えて、チームビルディングを目的とした月次定例(こちらは事前に時間を調整した上で極力全員参加)も開催しており、ここでは時間を区切った食事会も行っています。

社内コミュニケーション促進のためにキャンプイベントなども開催


ーー:こまめにやられているのですね!

業務上のコミュニケーションとそれ以外のコミュニケーションはどちらも重要だと思っていて、副業を含めいろいろな働き方の方がいるので、ミーティングの頻度や内容などは試行錯誤しながら進めています。

やはり副業の方がコミュニケーションを取りづらいと感じてしまうのは良くないですし、だからといって無理をお願いしても良くないと思うんですよね。そのバランスに一番気を遣っていますね。

一方で、会社としてコミュニケーションに気を遣いすぎないようにしたいとも思っています。業務委託契約の方は全員プロフェッショナルとしてお迎えしているので、各自で能動的に取るべきコミュニケーションは取ってほしいことも契約前にきちんとお伝えしていますし、その考え方に同意していただける方にジョインしていただいています。

ーー:副業から正社員化というのは常に意識されているのでしょうか?

はい、それはある程度契約が続いた方全員にお伝えしていますね。弊社は上場を目指しているのでストックオプション付与もできますし、フリーランスの方であれば正社員になることで社会保険などもあります。もし長く契約していただけるのであれば正社員化した方がお互いにとってプラスになる可能性もあるのではないでしょうか、という旨をお伝えしています。

もちろんフリーランスで続けたい、副業として続けたいという判断も尊重しています。私の個人的な感覚では、フリーランスと正社員は開発業務上の区別はまったくないんですね。良い方と長く一緒に仕事ができれば雇用形態はどちらでも構いません。ただ、もし正社員の方に魅力を感じていただけるのであれば、我々はいつでも大歓迎です。

ちなみにこれまで副業からの正社員化は3名の実績があります。副業からの正社員化はミスマッチが絶対に発生せず、お互いにとって非常に望ましい採用方法だと思いますね。可能であれば今後もこの採用方法を続けていきたいと思っています。

エンジニアが副業をするメリット


ーー:プロフィールにも記載がありますが、田中さんも副業をされているんですよね?

はい。フィンランド企業のMaaS Global社でJapan Tech Leadをしています。2年前、MaaS Globalが日本に展開するにあたって手伝ってほしいと知人経由で紹介していただき今に至ります。

ーー:本業とあわせて、2つの組織の立ち上げに関わっているような感じですね!

そうですね、とても刺激になりますね。MaaS Globalは100〜200人規模の会社なんですが、これまで日本で見てきた100人規模の組織が抱える課題と同じような課題にチャレンジしています。上手くいっているところとうまくいっていないところがあるので、それをどう改善していくかを見るのはすごく勉強になります。



一方で、開発手法やツール、考え方などは日本と違うところもあるので、良いところはワークスタイルラボに取り入れようと思っています。

例えばエンジニアがリーダーになる場合、日本だとエースプレイヤーが上司から推薦されると思います。でも海外企業の場合、リーダーポジションは社内公募で決めるケースがあるんです。このポジションは自分でアピールして掴み取ってください。そうなると、年収はこうなりますみたいな感じで。

ーー:日本と違いますね!

社内のリーダーに応募するのと、良いポジションを求めて転職するのが同じイメージなんです。人材が流動的になりますが、結果としてエンジニアの成長スピードも速まりますし、この考え方は見習っていきたいですね。

それに1〜2週間ぐらい休暇でエンジニアが不在の時もあるのですが、それでも開発が問題なく進むんです。それができるのは、ドキュメント化や仕組み化の文化が根付いているからだと思います。それも参考になるなと思っているので、自社に採り入れようとしています。

ーー:田中さん自身も副業に対してすごくポジティブなんですね!

やはり本業では経験できないこと・学べないことがあるので、私は副業することは本当に良いと思っています。いざ会社の中で課題が発生したとき、他社で得た知見を活かすことができますしね。これはずっと同じ会社の中だけで働いていては得にくいメリットだと思います。

ーー:今後も副業採用は積極的に行っていくのでしょうか?

はい。基本的な開発体制は整ったのですが、弊社の使用技術であるGoやNuxt.jsなどのエキスパートの方にもっとご参画いただきたいと感じています。

今後のことを考えるとコミュニティに出入りしているとか、常にトレンドを追っているようなエキスパートの方にご参画いただいて、今のタイミングでソースコードの質を上げていきたいですし、そのような方の採用は競争が激しいため、そのような場面でこそ副業採用が役に立つと考えています。

ーー:なるほど、ありがとうございました。

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