採用手法を尽くした先に出会えた理想の人材。ビットキーがOffersの伴走で実現したハイクラスエンジニア採用【Offersリテーナー成功事例】
(エンジニアリングマネジメント室)岸田 篤樹氏(執行役員VP技術本部長)白木 孝典氏 (人事部リクルーティングチームマネージャー)榊原 有衣氏

「つなげよう。人は、もっと自由になれる。」をミッション・ビジョンに掲げ、暮らしや働く場における「体験の分断」を解消する事業を展開する株式会社ビットキー。
事業が急拡大する一方で、開発組織の体制構築や、専門性の高いハイクラスエンジニアの採用は大きな課題となっていました。モノとインターネットを繋ぐ特殊なポジションの採用は特に難航し、あらゆる採用手法を試した末にOffersを導入。そして、Offersが持つ多様なプランから、現在の課題にフィットする「リテーナープラン」を選択しました。
今回は、エンジニアリングマネジメント室の岸田 篤樹様、執行役員VP 技術本部長の白木 孝典様、人事部 リクルーティングチームマネージャーの榊原 有衣様に、採用成功の裏側をお伺いしました。
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優秀なエンジニアの採用競争が激化する中、従来型の採用手法では限界があります。工数をかけずにハイクラスエンジニアを採用したい企業様へ。Offersのリテーナープランでは、30,000人の独自データベースとテックリード/CTO/VPoEなどの希少ポジションに強みを持つ戦略的アプローチで、企業様の採用課題を根本から解決します。
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事業とポジションの複雑性が採用の壁となり、求める人材層にリーチできないジレンマがあった
──Offersを導入される前に抱えていた採用課題について教えてください。
岸田様:課題は人員不足と属人化でした。開発組織は約90名ほどいるのですが、住宅向けの「homehub」とオフィス向けの「workhub」という2つのサービスを開発しております。ひとえにサービス開発と言っても、その内容はSaaSや外部サービス連携を含むアプリケーション、さらにはハードウェアと連動するシステムの構築まで、非常に幅広い業務を手がけているのが特徴です。
このように、私たちのサービスには「モノ」が介在するため、予測が難しい大小様々な不具合やお問い合わせが発生します。こうした複雑な事業環境に対し、現在の90名という開発体制では組織化が追いついておらず、結果としてメンバーの兼務や業務の属人化も発生しています。
──特に採用に苦戦されていたポジションについて教えてください。
岸田様:ソフトウェアエンジニアの中でも成長を牽引するハイレイヤー層の採用が特に難しかったです。その中でも「 Software Edge Device チーム」の採用は最大の課題でした。このチームはIoTプラットフォーム開発を担う専門領域で、母集団自体がとても少ないのです。
必要となるスキルセットはIoT製品の開発経験に加え、クラウドやネットワーク知識、アプリケーション開発スキルまでと幅広く、ハードウェアや新しい知識への強い関心も重要です。事業の独自性が高いため、どの層にスカウトを送れば親和性があるのかという戦略を描くこと自体が非常に難しい状況でした。
白木様:候補者の方から見たときに、当社の事業が「分かりにくい」というのが一番の壁でした。例えば、アプリ開発を行っていることで、ハードウェアや組み込み開発を経験されたメーカー出身の方には、当社がソフトウェア企業に見えてしまい、「自分のキャリアとは関係ない」と感じられてしまいます。
一方で、Web系エンジニアからすると、事業領域が広すぎて「結局何をしている会社なのか」が伝わりにくいのです。候補者層をある程度絞り込むことはできても、そこから魅力づけをどう行うかで苦戦していました。
加えて、「ビットキーに最も合う人材がどこに、どれくらいいるのか」という点も確信が持てず、トライアンドエラーを繰り返していました。
課題の解像度の高さと、高いコミット力で並走するスタンスがOffers導入の決め手に

──Offers導入の経緯を教えてください。
岸田様:接点を持ったきっかけは、弊社のCHROがイベントで鈴木代表と対話したことです。その後、VPoEや人事を交えて検討を重ね、これまでさまざまな採用手段を試しても成果が出にくかったハイレイヤー採用に対して、Offersは有効な打ち手になると判断しました。
榊原様:導入の決め手は、当社の状況を深く理解しようとする姿勢です。特に、採用戦略の提案精度の高さと、採用活動全体を共に考えるスタンスが魅力的でした。Offersは単に人材を紹介する橋渡し役となるのではなく、「どうすれば採用成功に近づけるか」を一緒に検討してくれそうだなと感じたのです。
また、当時はリブランディングやインナーブランディングを進める過渡期で、事業・プロダクト・カルチャーのすべてを正しく把握し、候補者に伝えられるパートナーが必要でした。Offersは、事前のブラインドレジュメを用いたディスカッションや事例共有などを通じて、表面的な条件マッチではなく「ビットキーならではの魅力」をどう伝えるかを一緒に考えてくれました。
──導入にあたり、不安なことはありましたか??
榊原様:正直、あらゆる採用手段を尽くしていたので、成果がでるのかというところにおいて確信を持てているわけではありませんでした。ただ、年間確約プランに採用保証があった点はとても安心材料となりました。
ハイレイヤー採用は「出会えるか分からない人材に投資する」というリスクが常につきまといますが、この保証によって挑戦しやすい環境が整いました。我々の目線に立った柔軟なプラン設計が示されたことで、「これなら安心して取り組める」と納得できたのは、導入を後押しした大きな要因です。
長年の課題だった採用難易度の高いポジションで、まさに理想の人材採用に成功

──Offersを導入されて、具体的にどのような成果がありましたか。
岸田様:一番の成果は、先ほど採用に苦戦したとお伝えした「 Software Edge Deviceチーム」に、理想とする優秀な方が入社してくださったことです。まさに求めていた人材像にぴったりの方で、出会えたことに驚いています。
──採用された方は、どのようなご経験をお持ちだったのでしょうか。
白木様:彼は新卒で入った会社で同期とMaker Faireに出展するほどハードウェアやものづくりへの関心が深く、3Dモデリング、電気回路、制御系の組み込み、センサー関連の知識まで幅広い知識を持っていました。
さらに、それらを活用したWebアプリ開発まで、一連のプロセスをすべてご自身で経験されていたのです。Offersに登録されている人材のレベルの高さや層の広さを実感しました。
岸田様:IoTという言葉で一括りにされがちなポジションなのですが、実際にはクラウドから組み込みまで幅広いレイヤーの専門知識が必要です。それらに精通している方はほとんどいませんし、全領域に興味を持つ方も少ない。そんな中で、彼は「全部やったことがあり、さらにスキルを深めたい」という意向をお持ちの稀有な方で、本当に探し求めていた人材でした。
──その方は、複数社で悩まれていたと伺いました。意思決定のプロセスについて教えてください。
白木様:「エンジニアとして強くなる」という強い軸を持った上で、最終的な意思決定では2つの選択肢で悩んでいました。ひとつはこれまでの経験を最大限活かせるビットキーに入ること、もうひとつは全く未経験の領域に挑戦できる他社を選ぶことです。
最終面接では私から「後悔しないように自分で決めてください」と伝えた上で、「今の領域にもまだまだ可能性があり、深くて面白い」という点はしっかりお伝えしました。最終的に彼自身が、これまでの経験を活かしつつ新しいチャレンジもできる点に魅力を感じ、当社を選んでくれたのだと思います。
採用工数を削減し未来を共に描くOffersの伴走力

──Offersのサポート体制について改めてお聞かせください。
榊原様:想像を超える伴走体制でした。定例のたびに「状況は変わりましたか?」と能動的に確認し、常に組織の先を見据えた議論を一緒に進めてくれます。最近では「スカウト文に動画を埋め込んでみてはどうか」と、直近で実績が出始めた新しい手法を提案していただきました。
こうしたあらゆる角度からの提案のおかげで、限られた採用工数の中で効率的で効果的な活動を前に進められています。候補者さんも、当社が求めるポジション像にマッチして入る方が多く、本当に強力なパートナーだと感じています。
──Offersの導入を検討されている企業様へメッセージをお願いします。
岸田様:既存のエージェントやダイレクトリクルーティングなど、あらゆる手段を試してもなお特定のポジションが採用できず、諦めかけている企業は少なくないと思います。そうした「手段を尽くした」と感じている企業こそ、一度Offersさんに相談してみる価値があるのではないでしょうか。
榊原様:採用ターゲットやペルソナがまだ固まりきっていない企業にも非常にフィットすると思います。Offersさんはコンサルタントのような高い視座を持ちながら、現場に深く入り込み実行まで伴走してくれます。戦略の壁打ちから泥臭い実務まで一気通貫で支援していただけるので、そうしたパートナーシップを求めている企業には最適な選択肢になると感じています。
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優秀なエンジニアの採用競争が激化する中、従来型の採用手法では限界があります。工数をかけずにハイクラスエンジニアを採用したい企業様へ。Offersのリテーナープランでは、30,000人の独自データベースとテックリード/CTO/VPoEなどの希少ポジションに強みを持つ戦略的アプローチで、企業様の採用課題を根本から解決します。
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