翌月には稼働開始!シニア層のAIやバックエンド/フロント、PdMのピンポイント採用に成功【インタビュー記事】
村田 興平氏
早期にTech・Dev人材を採用する必要があった
ーー:まずはOffers導入の背景から教えてください。
弊社は2022年7月に資金調達を実施し、今後さらに開発組織を強化していくフェーズに突入しました。経営方針としてもTech・Dev中心の組織にしたいと考えており、特にエンジニア採用が課題でした。
そこで、信頼できる優秀なエンジニア数名に採用方法について相談したところ、「Offersを使ってみては?」と紹介してもらったことが導入のきっかけになります。
ーー:それまではどのような採用方法を取り入れていたのですか?
知人に声を掛けたり、FacebookやLinkedIn、Twitterなどで弊社とマッチしそうな方に直接DMを送るなど、地道に活動を続けていました。ただこの方法だと、相手方に転職や副業の希望があるか分からず、どうしても時間を費やしてしまうデメリットがありました。
ーー:早く採用を実現するためにも、採用サービスの活用が必須になったのですね。当時、Offers以外にも媒体候補はあったのでしょうか?
いいえ、Offers一択でした。
理由としては、Offersなら登録されている方の副業・転職の意欲が分かること。そして先程もお伝えしたように、信頼している優秀なエンジニアから紹介してもらったこと。
さらに、その方の周囲のエンジニアもみんなOffersに登録していることを知り、他の媒体は候補には挙がりませんでした。
あとは弊社のようなスタートアップでも手が届く価格だったことも後押しになりましたね(笑)
ピンポイントで検索しても、Offersなら理想の人材が現れる
ーー:Offersを実際に触ってみて、まずどのような印象を持たれましたか?
「優秀な人がめちゃくちゃ多く登録している!」という印象を受けました。スカウト検索で細かく条件設定しても理想の人がヒットするので感動すらしましたよ。
ーー:理想の人とは?
弊社はシード期ということもあり、マネジメントに大きくリソースを割くことが難しいため、プロフェッショナルで自走できる人材を採用したいと考えていました。
そのため、シニア層のエンジニアを中心に事前にペルソナ像をしっかりと定め、そこに合うスキルや経験をお持ちの方を探していました。
ピンポイントではあったのですが、検索結果に数十人もヒットするので、「これなら採用できる!」という確信が持てました。
ーー:村田さんはバックオフィス全般を担当されているので、採用活動に使えるリソースにも制約があると思います。そのあたりは今回の採用活動ではいかがでしたか?
はい、弊社にとって採用のプライオリティが高いことは間違いありませんが、私個人がそこにすべての時間を費やすことは難しいのが現実でした。その点において、Offersから2つの嬉しいサポートがありました。
一つ目は、OffersのCS(カスタマーサクセス)の方から「いつまでに◯◯をする」というマイルストーンをしっかりと設定いただいたこと。期限が近づくとリマインドをしてくれるなど、採用活動をリードしていただいて助かりました。社外に弊社の採用担当がいるかのような感覚をもちました。
二つ目はスカウト配信のノウハウを提供いただいたことです。過去に弊社と同じようなスタートアップ企業で採用成功したOffersのノウハウを提供いただけたので、効率的に質の高いスカウト配信をすることができました。
ーー:Offersの持つ副業採用のノウハウが御社の採用でも活かされたのですね!
スカウト配信という体験までしっかり伴走いただけたのは嬉しかったです。返信率も非常に高く、当初120通ほどのオファー通数(スカウト)があったのですが、100通以上も通数が残ってしまいました。
4名のTech・Dev人材を採用。翌月には稼働開始!
ーー:今回採用できた方について教えてください。
全員が副業採用となりますが、以下のポジションで各1名ずつ採用できました。
- AIエンジニア
- バックエンドエンジニア
- フロントエンジニア
- PdM
年齢は30代前半〜後半で、世界的EC企業や誰もが知る国内の大手IT企業、メガベンチャーなどの就業経験がある方々で、本当に文句がないぐらいのスキルセットの持ち主ばかりです。
ーー:採用までのスピードはいかがでしたか?
めちゃくちゃ速かったですね!
副業とはいえ、採用難易度が高いポジションかつシニア層をターゲットにしていたので、実は長期戦も覚悟はしていたのですが、ほとんどの方はスカウト配信をした翌月には稼働を開始していただきました。
業務内容としては、AIエンジニアの方には、AI学習に際して現在取得すべき情報の整理を早速行ってもらっており、バックエンドの方には経営MTGに参加して技術観点でのアドバイスをいただいています。また、フロントの方にはチケット解決を、そしてPdMの方にはグロースに向けた要件整理・実行をいただいています。
スタートアップとしてのスピード感を大事にしている弊社と、副業採用は、考え方もマッチしているといえますね!
雇用形態関係なく、プロフェッショナルは成果を出す
ーー:スキル以外の面はいかがですか?
人柄もすごく良い方ばかりだと感じています。弊社のエンジニアは比較的コミュニケーションを図るのが好きなタイプが多いのが特徴のチームですが、メンバーとも馴染んでいるようです。
また、メガベンチャーでのテックリード経験がある方は、単にチケットを消化するだけでなく、「なぜこういう形になっているのか?」ということを他のチームメンバーに聞いて指摘してくれたりして、チームを超えた動きを積極的にしてくれています。
他の若手エンジニアメンバーにとっても「こうやってプロフェッショナルが動いているんだ!」ということが勉強になったと思いますし、他メンバーの目線を上げる役割もしてくれていると感じています。
ーー:期待以上の成果を残してくれているのですね!
そうですね!業務委託での契約ですが、プロフェッショナルな方は、どんな雇用形態だろうと主体的に動いてくれると強く感じました。
ーー:今回採用した方は御社のどの辺りに惹かれてジョインされたのでしょうか?
主に弊社のビジネスモデルに共感していただいたと思います。
弊社が運営する新卒求人メディアは、サステナビリティに特化した採用プラットフォームになっており、サステナビリティに取り組む必要のあるエンタープライズの企業様と、社会課題に関心をもつ就活生をマッチングしています。
もちろんスタートアップ企業として成長を目指していますが、こういった社会貢献性にも興味を持っていただけました。
Offersを通じて、プロダクト開発チームを組成していきたい
ーー:今後の採用方針について教えてください。
今後も組織拡大を目指していく方針ですので、引き続き採用は進めていく予定です。
Offersではデザイナーやエンジニア、PdMなど、プロダクト開発に必要な人材を適宜採用していきたいですね。
そしてエンジニアであれば、開発面だけでなく、エンジニアチームの組織づくり(採用・マネジメント・技術広報)を主導してくれるような方を採用できればと考えています!
ーー:業務委託と正社員の違いは御社の中でありますか?
ありません。弊社では現時点で35名程の組織で、正社員は5名という構成ですので、働く時間や場所などの違いによって業務上の制約が生まれることはありません。
今回採用した方においても、組織全体を見ていただきつつ、経営陣の考えなども理解した上で戦略立案なども一緒に進めていければとも考えています。
とはいえ、エンジニア全員が業務委託ですので、今後は正社員移行を念頭に置いた採用も考えていきたいですね。
ーー:ありがとうございました。