スカウト承諾率50%超!自由な働き方を目指す「K.S.ロジャース」がわずか4ヶ月で14名の採用に成功した理由
(代表取締役)民輪一博氏(役員)安本賢司氏
オファー承諾率50%超え。4カ月で14名ものスピード採用に成功
ーー:まずはOffers導入の背景から教えてください。
民輪氏:今まで使っていた他社サービスのエンジニアのデータベースが枯渇しており、新規のサービスを検討していたところ、Offersの話を耳にしました。
正社員採用だけではなく副業人材やフリーランス希望の方も多く登録しており、比較的中長期で利用できるツールということで、Offersを活用してみようかという話になりました。
ーー:実際にOffersを使ってみていかがでしたか?
民輪氏:他サービスと比較して、特に良いなと思えたのがオファー承諾率の高さですね。Offersの承諾率は50%を超えていました。登録している人材も多様で、且つレベルも高く、多くのエンジニアを採用したい弊社の要望とマッチしました。
――:その結果が、4カ月で14名のエンジニア採用というスピード感につながったのですね。
民輪氏:そうですね。バックエンド3名、アーキテクト1名、ネイティブ1名、PM6名と多様な人材を獲得することができました。採用した皆さん、キャッチアップにも積極的で、仕事に対する意欲がとても高くこちらとしても助かっています。
大量採用の背景にあるOffersのスピード感
――:4カ月で14名というと、かなりハイペースに採用されているかと思いますが、その秘訣はなんでしょうか?
安本氏:弊社の方針として、エンジニアの働き方に縛りを設けておらず、業務委託の方も多く働いています。こうした社風が、Offersに登録しているエンジニアのニーズとマッチし、応募が集まった要因なのかもしれません。
また、弊社が使っている採用管理ツール(ATS)とOffersが連携しているため、自動でエンジニアのデータを取り込んでくれる点も、採用の工数を下げるのに役立っています。
金額面で言うと、定額プランのお話をいただいたのも大きかったです。おかげで、多くのエンジニアにオファーを送ることができました。
その際、手厚いカスタマーサポートを受けられたことも、採用を進めやすい要因だったと思います。
――:4カ月で14名というと、月間およそ3~4名程度のペースで採用をされているわけですが、採用フローで工夫されていることや、Offersならではの良さを感じたことはありますか?
安本氏:採用フロー自体は、Offersと他サービスで差を設けてはいません。ただ、Offersの場合はエンジニアのレスポンスも早く、採用フローが前倒しに行える傾向にあります。それがスピード感につながっている要因であると考えています。
疑問点を即時解消。CSのサポート対応が丁寧で進めやすかった
――:OfferのCSのサポートについて、どのような点が良かったのか詳しくお聞かせください。
安本氏:対応の迅速さが良かったですね。改善して欲しい点を伝えると、すぐに反映されました。プロダクトに対する改善依頼を出したところ、1〜2カ月で改善されたことには驚きました。また、担当者がとても親身だという印象を持っています。
――:具体的にどのような点が親身だと感じましたか?
安本氏:機能の使い方や数字の見方、アクションについて担当者が非常に丁寧に教えてくださいました。レスポンスも早く、分からない点が即時解消できたため、運用がスムーズに行えました。
他のサービスと比べてもフォロー体制が手厚い印象を持っています。定期的に打ち合わせをしていただいての疑問点の解消やサポートをしてもらえる体制は、非常にありがたいです。人事リソースが少ない企業でも問題なく導入できるサービスだと思います。
――:ありがとうございます。そのように言っていただけると、弊社のCSチームのメンバーも大変喜ぶと思います。
エンジニアが自由に働ける環境を大切にする
――:短期間で14名ものエンジニアを採用できた要因として、Offersとの相性が良いというお話があがりましたが、その点について具体的に教えていただけますか?
民輪氏:弊社は、エンジニアが自由に働ける環境を大切にしています。働く時間も場所も自由、さらに雇用形態についても自由というのが基本方針です。
正社員だけでなくフリーランスや副業人材など、さまざまな働き方を許容する中で、要職を業務委託の方に任せることもあります。
――:たしかに、フルリモートでオフィス出社なしという点は、Offersに登録者数の多い副業人材とは相性が良いですね。なぜ、このような働き方を採用したのでしょうか。
民輪氏:過去に大阪や京都などの関西圏で事業を立ち上げようとしたとき、東京と比べてやはり人材が不足していると感じたことがありました。また「仕事を探すなら東京に行くべき」という風潮もあったかと思います。ですが、そのまま関西圏で働きたいという人はもちろんいます。私自身もそうでした。
私自身に「出社せずに自由に働きたい」という思いがあったため、それならば、自分で会社を作ってしまおうというのが出発点でした。
――:コロナもあって、リモートワークが普及したという後押しもありそうですね。
民輪氏:そうですね。特に新型コロナ感染症の拡大初期の頃はリモートワークがかなり浸透し、弊社としてもスポットライトが当たる機会が多かったように思えます。
今はコロナも収まり、出社する風潮も増えてきていますが、それがかえって、他社との差別化ポイントになっているため、弊社の需要が高まっているのではと感じています。
――:オフラインに戻りつつあるという社会の風潮に対して、どのように感じていますか?
民輪氏:オフラインにはオフラインの良さがあると思っています。チームでのコミュニケーションであったり、組織のエンゲージメントを高めたりするというのは、リモートだけでは正直難しい。とはいえ、先に話したような自由な働き方を提供するには、オンラインで働くのが最適です。
どちらの良さも抽出できるハイブリッド的な働き方ができれば理想ですね。
雇用形態にかかわらず活躍できる社会をつくる
――:今後の事業展望についてお聞かせください。社会課題への取り組みや、どのような人を採用したいといった構想はありますか?
民輪氏:地方で働きたいというエンジニアの需要は高まっていくだろうと予想しています。高齢化が進む中で、家族の介護などで地元で働かざるを得ない事情を抱える人は今後増えていくでしょう。
その一方で、東京に比べて地方は仕事が少ない状況である点は否めません。1社で頑張るよりも、地域の企業同士が連携したり、オンラインでいろいろな企業とつながることが重要だと思っています。
――:確かに、地方で働く人は増えそうですね。今後も採用は積極的に続けていくとのことですが、「このような人材に来てほしい」といった要望はありますか?
民輪氏:弊社は現在正社員7名、業務委託180余名という構成の中で、フルコミットができる人材がまだまだ不足していると感じています。
フルコミットができるPMやCxOに当たるポジションの人材が欲しいですね。
――:フルコミットのメンバーを採用する上でも、雇用形態にはこだわらない形でしょうか。
民輪氏:正社員・業務委託という垣根はありません。能力が高く、しっかり自立して働ける方ならば歓迎です。そうした方と一緒にプロジェクトを作っていけるような組織体制に進化させていくことを意識して、日々の仕事に取り組んでいる次第です。
――:貴重なお話を、ありがとうございました。
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