フリーランスをしながらアルバイト。税金や掛け持ちのポイントとは

フリーランスとアルバイトを掛け持ちすると、収入が増える一方で、税金や時間管理など何かと面倒なことが多くなってきます。まずはフリーランスとアルバイトの違いをよく理解して、掛け持ちする際の注意点などを把握しておきましょう。時間管理のコツなどを事前に把握しておけば、両方の仕事を無理なく両立することができるでしょう。

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フリーランスとアルバイトの違い

フリーランスとアルバイトは似ているようで全く異なるものです。どちらも非正規雇用ではありますが、働き方や報酬など様々な面で違いがあるので注意しなければなりません。自分に合った働き方を選ぶためには、事前にそれぞれのメリット・デメリットを把握することが大事です。その上で、自分の生活にどのように取り入れていくべきか慎重に考えましょう。

フリーランス

会社に所属せずに報酬を得る働き方をフリーランスと呼びます。フリーランスは独立した存在なので、有給休暇などはなく、社会保険も自分で支払わなければなりません。

ただ、働く時間や働く場所は自分で自由に選べるため、毎日カフェで仕事をすることも可能です。在宅で仕事ができるので、子育て中の人もフリーランスであれば仕事と家事を両立することができるでしょう。自分の頑張り次第で報酬を増やしていけるのは、フリーランスとして働く最大の魅力だといえます。収入が増えれば、モチベーションアップにもつながるでしょう。

アルバイト

アルバイトは指定された時間と場所で働いて報酬を得る働き方です。未経験でもできる仕事が多いので、初心者にとって参入しやすいといえます。ただし、アルバイトは時給制なので、どんなに頑張って働いても単価を上げにくいです。

報酬を増やしたいのであれば、働く時間を増やす必要があります。また、基本的に職場に出勤しなければならないので、家事や育児と両立するとなると少し難しいかもしれません。とはいえ、アルバイトであっても雇用保険に加入したり有給休暇を取得することができるため、この点はフリーランスよりも優れているといえます。

掛け持ちするときはここに注意

フリーランスとして開業したての頃は報酬が少ないため、アルバイトと掛け持ちする人も多いでしょう。ただし、フリーランスとアルバイトの掛け持ちは、無理してしまうと体調不良になったり、本業に支障が出ることもあるので注意が必要です。

時間の管理

アルバイトは、あらかじめ決められた時間に仕事をしなければならないため、その間は本業に携わることができません。フリーランスは急に案件が増えたり、短納期の仕事が入ってくることもあるため、アルバイトと両立する際は時間管理が難しくなります。無理をして働くと体調不良になって、両方の仕事ができなくなってしまう可能性もあるので注意しなければなりません。

本業を疎かにしないためには、アルバイトに力を入れすぎずに、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。比較的融通の効きやすい短期アルバイト中心で働くと、時間管理がしやすくなり、適度に休息が取れるようになります。

税金の管理

フリーランスとして働く場合、自分で確定申告を行わなければなりません。アルバイトと掛け持ちであっても、フリーランスの収入が発生している場合は、確定申告をする必要があります。その場合は、フリーランスとアルバイトの収入を合算して、税金を支払うことになります。

正確に確定申告を行うためにも、アルバイト先から発行された源泉徴収票をなくさないように、しっかり保管しておきましょう。フリーランスの場合も、経費の領収書はきちんと保管しておきましょう。

フリーランスとアルバイトをうまく掛け持つには

フリーランスとアルバイトを両立させることは、決して不可能なことではありません。ただし、甘い考えで仕事を両立するのは禁物です。いくつかポイントを抑えておけば、仕事を掛け持ちしながら、うまく報酬を増やしていくことができるでしょう。

(1)目的を明確にする

フリーランスとして働き始めたばかりの頃は、収入があまり上がらないので、どうしてもアルバイトの収入に頼ってしまうことが多いです。ただ、そのような生活を続けていると、いつの間にかアルバイトの方に力が入ってしまい、フリーランスの仕事が疎かになって、いつまでも本業が成長しない可能性もあります。

そのような事態を避けるためには、最初にしっかり目的を持つことが大切です。アルバイトはあくまで本業が安定するまでと決めてからアルバイト探しを始めましょう。「本業の収入が20万円超えたらアルバイトをやめる」というように明確な基準を設定しておけば、ダラダラとアルバイトをし続ける必要もなくなります。

(2)時間の管理をしっかりとする

アルバイトで働く時間が長いと、疲れて本業に支障が出る可能性があるので注意しなければなりません。急に複数の案件をもらった場合のことを考えて、アルバイトの時間は少なめに設定しておきましょう。

まずは本業メインでスケジュールを組み立ててみて、アルバイトに充てられる時間がどれだけ残されているのか算出してみましょう。1日2〜3時間しか空いた時間が取れないのであれば、週末にまとめて働くという方法もあります。フリーランスとしていつでも柔軟に対応できるように、余裕のないスケジュールを立てるのは避けましょう。

(3)お金の管理をしっかりとする

フリーランスで得た報酬とアルバイトで得た報酬は、別々に分けて管理しましょう。お金の管理をしっかりしていないと、どっちの仕事でどのくらいの報酬を得たのか把握しにくくなってしまいます。それぞれ別の口座に入金されるようにすれば、確定申告の際も作業しやすくなるでしょう。

税金の管理ツールをうまく使おう

フリーランスで働く場合、毎年自分で確定申告を行う必要があるため、お金の管理を日頃からしっかり行う必要があります。フリーランスの収入に加えて、アルバイトの収入も自分で管理するとなると、途中で面倒に感じることがあるかもしれません。

そこで役立つのが、税金の管理ツールです。インターネット上に公開されている税金の管理ツールを使えば、所得の計算が簡単にできるため、手間を大幅に省くことができます。様々な管理ツールが公開されているので、自分が使いやすいものを選ぶといいでしょう。

アルバイトに応募するときの履歴書の書き方

アルバイトに応募するときは、フリーランスと掛け持ちしていることを正直に伝えましょう。事前に伝えておけば、あとでシフト調整がしやすくなったり、トラブルを未然に防ぐことができます。フリーランスと掛け持ちでアルバイトをする場合、履歴書の書き方に注意しましょう。採用してもらうためには、履歴書の書き方にもいくつかコツがあります。

職歴

履歴書の職歴は、これまでフリーランスとして培った経験やスキルをアピールする絶好のチャンスです。フリーランスも立派な職歴なので、隠す必要はありません。

これまで自分がどのような仕事をしてきたのか、職歴にしっかり記入しましょう。フリーランスとしてすでに開業届を出している場合は、開業日を履歴書に書きましょう。開業届を出していないのであれば、最初にフリーランスを始めた年月を記入しましょう。

志望理由

履歴書に志望理由を書く際は、フリーランスの収入不足が原因であることをアピールするよりも、なぜその職場を選んだのかという点をアピールする方が効果的です。その職場にどんな魅力を感じたのか、その点に絞って自分の言葉でしっかり説明しましょう。

これまでフリーランスとして働いてきて、アルバイトに活かせるスキルがあるなら、その点も積極的にアピールしましょう。収入目当てだとやる気がないように思われかねないので、本業との相乗効果をアピールしたり、研修制度などを志望理由として伝えることが大事です。

まとめ

駆け出しのフリーランスで案件が安定しない頃には、アルバイトをして稼がなければならないこともあるでしょう。あくまでフリーランスとして成功するために、時間や体調の管理に気を付けつつ、しっかりと目標を決めてアルバイトをすることが大切です。

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