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インフラエンジニアの仕事まとめ。待遇やキャリアパスを紹介

2019-08-01

ITエンジニアの仕事の中でも、インフラエンジニアは欠かせない職種の一つとして重要な役割を担っています。インフラエンジニアはどんな仕事をするのでしょうか。ここでは、インフラエンジニアの仕事の内容や待遇、キャリアパスについて紹介します。

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この記事の目次

インフラエンジニアとは

『インフラ』という言葉があります。インフラとはインフラストラクチャーの略語であり、電力や水道、道路や通信網など、国民生活を支える基盤的役割を果たす公共施設のことを指します。

ITの分野においてもこのインフラに相当する基盤となるシステムが存在し、そのITインフラに関わる多くのインフラエンジニアが存在しています。

実際に、インフラエンジニアとはどのような仕事を行なっているのでしょうか。ここでは、インフラエンジニアの仕事内容について、他のエンジニアと比較しながら解説します。

インフラエンジニアの仕事

IT業界におけるインフラとは、パソコンなどのハードウェアとシステムを形成するソフトウェアの両方を指します。ハードウェアとソフトウェアがなければ、システムを円滑に動かすことができないのです。

ハードウェアの中身としては、パソコンやサーバー、ストレージやネットワークなどがあげられます。ソフトウェアの中身としては、WindowsなどのOSやミドルウェアなどがあげられます。

インフラエンジニアは、これらのハードウェアとソフトウェアを合わせたITインフラを設計、構築し、保守運用まで行います。IT業界の中でも特に幅広い知識とスキルが求められる、重要な役割を担っているのです。

開発系エンジニアとの違い

ソフトウェアの開発を行う開発系エンジニアは、パッケージソフトや基幹系システムといったアプリケーションの設計・構築・開発というのが仕事の流れです。

その一方で、インフラエンジニアは開発作業は行わず、開発系エンジニアの手によって開発されたアプリケーションを作動させるために必要なハードウェアやソフトウェアを設計、構築し、運用する業務を行います。

両者に与えられた役割や仕事の内容は異なるので、区別して認識しておきましょう。

インフラエンジニアの具体的な業務内容

インフラエンジニアは、先ほど紹介したITインフラを設計するだけでなく、構築してその後は保守運用まで行うのが仕事です。

設計から構築、運用といったそれぞれの業務は一足飛びには行えず、ひとつひとつステップを踏みながら進めていく必要があります。

どの作業も、ITインフラにとっては欠かせないものと言えるでしょう。ここでは、インフラエンジニアの業務内容をさらに詳しく深掘りして紹介します。

設計

インフラエンジニアがまずすることは、クライアントの要望を満たすべく、彼らの声にきちんと耳を傾けるヒヤリングです。

その結果を受けて、どのようなデバイスを利用し、どのような構成でITインフラを作成するのかを検討します。

これらが決定したあとに行うのは、ITインフラの設計作業です。ここでは、細かな設定値の検討や稼働後の運用の方法まで、事前にきちんと打ち合わせを行って実行します。

構築

ITインフラの設計が済んだら、次に行うのはその設計内容に基づいた構築作業です。

ルータやサーバー、ストレージなど、ITインフラの構築に必要となる機器を搬入して組み立て作業を行い、必要なソフトウェアやミドルウェアをインストールして設定します。

運用

構築作業が終わったら、設計に沿ってITインフラが問題なく動作しているかをしっかりと確認します。仮に何らかの動作障害が発生した際は、すぐに原因を探り、インフラ環境が復旧するよう迅速に対応することが必要です。

構築したITインフラはクライアントの業務の根幹になるケースが多いので、通常は複数のインフラエンジニアがシフトを組み、昼夜問わず交代で保守作業を行います。

インフラエンジニアの待遇

IT業界で働く人の給与は、通常の会社員の給与と比較して一般的に高いと言われています。

しかし、IT業界の中でもITエンジニアの仕事内容は多岐に渡っており、取り組む業務内容に応じて待遇も変わってくることから、一概に給与が高いとは言い切れません。

インフラエンジニアの給与はどれくらいなのでしょうか。ここでは、インフラエンジニアの待遇について紹介します。

年収相場

経済産業省の調査によると、インフラエンジニアの業務が含まれている職種の平均年収は、以下のようになっています。

  • IT保守(顧客向け情報システムの保守・サポート):592.2万円
  • IT運用・管理(顧客向け情報システムの運用): 608.6万円
  • IT技術スペシャリスト(特定技術(DB・NW・セキュリティ等)):758.2万円

同じインフラエンジニアでも、保守運用がメインのエンジニアと、トラブルが起こったら即座に対応しなくてはならないセキュリティ関連のエンジニアとでは、年収にかなり開きがあるようです。

ただ、このことは逆に捉えれば、インフラエンジニアになったばかりの頃は保守運用で経験を積み、後にセキュリティ関連の職種などにキャリアアップできれば、高収入を得ることも可能であるとも言えます。

出典:経済産業省『IT関連産業の給与等に関する実態調査結果』

スキルが高いほど待遇も良い

インフラエンジニアが身につけているスキルのレベルには、個人差があります。実務経験が長く専門的な知識を身につけているインフラエンジニアの中には、年収1000万円近く稼ぐ人もいるのです。

その一方で、経験が浅い駆け出しのインフラエンジニアであれば、年収が300万円以下のケースもあります。

インフラエンジニアは、身につけているスキルが高いほど待遇も良くなる傾向があります。自分の努力と経験次第で待遇を変えることができる、将来性のある仕事だと言えるでしょう。

24時間体制のため、夜勤がある場合も

インフラエンジニアは、ネットワークの構築や運用だけでなく、管理業務も仕事の一つです。

一度作ったシステムが正常に作動するよう常に監視する必要があり、何らかのシステムトラブルが起こった際には迅速に対応することが求められます。24時間体制で働くことになり、シフトによっては日勤だけでなく夜勤となる場合も珍しくありません。

所属する企業や業務案件によって勤務体系は変わるので、気になる方は事前に確認することをおすすめします。

インフラエンジニアに必要なスキル

IT業界においてインフラエンジニアは、ITインフラの設計や構築、保守運用に関連する専門的な業務を行うだけでなく、同じプロジェクトに関わる他のエンジニアやメンバーとともに、円滑に業務を進める必要があります。

構築するインフラの規模が大きくなるほど、インフラエンジニアが関わる作業工程は多くなり、関わる人の数も増えるのです。

したがって、インフラエンジニアには、業務に関連するあらゆるスキルや知識はもちろん、他者との関わりを上手にこなす能力が求められます。ここでは、インフラエンジニアに必要とされるスキルを具体的に紹介します。

ITインフラに関する基礎知識と技術

インフラエンジニアは、ITインフラに関わる全体的な仕事を行うことから、ITインフラ全般に関する基本的な知識と技術を身につける必要があります。

具体的には、利用する多様な機器の取り扱い、パソコンやサーバーといったハードウェアに関する知識が必要です。

さらに、ソフトウェアやミドルウェアの設定方法や基本的知識、何らかの不具合が発生した場合の対応方法などなども、身につけておくことが求められます。

プログラミング能力

ネットワークや情報システムの構築から保守に至る一連の過程において、プログラミングが必要となる場面があることから、インフラエンジニアには基本的なプログラミングのスキルが求められます。

ITエンジニアの人材が不足する中、横断的に仕事を行える人材が求められているのです。

軽量プログラミング言語やC言語などの、インフラシステムに関連するプログラミングスキルを身につけていれば、市場価値が高いインフラエンジニアとして、さまざまな現場で必要とされるでしょう。

コミュニケーション能力

ITインフラのプロジェクトは、一般的に複数のメンバーで構成されたチームで進めるケースが多いです。インフラエンジニアは、チームメンバーとコミュニケーションを図りながら仕事を進める必要があります。

さらに、インフラ構築のプロジェクトを成功させるためには、クライアントの意見に耳を傾け、彼らのニーズを汲み取りながら、ていねいに作業を進めていくことが大切です。

これらのことから、インフラエンジニアには、ヒヤリング能力や説明能力などの高いコミュニケーション能力が求められます。

インフラエンジニアに向いている人とは?

たとえ幅広いスキルや知識を身につけているエンジニアであっても、優秀なインフラエンジニアとして評価されて活躍している人もいれば、残念ながらそれほど活躍できていない人もいます。

インフラエンジニアには向き不向きがあり、活躍するためには自分がインフラエンジニアに向いているタイプであるかのどうかを、客観的に見極めることが大切です。

ここでは、インフラエンジニアに向いている人の具体的な特徴を紹介します。

コンピュータや周辺機器に興味がある

インフラエンジニアは、コンピュータやその周辺機器に興味がある人が向いています。

ITインフラの構築にはさまざまなハードウェアが使われることから、コンピュータやその周辺機器に関心があり、豊富な専門的な知識を有していると役立つ場面が多いでしょう。

テクノロジーの発展スピードはすさまじく、次々と新たなハードウェアが開発されています。常に業界の動向に対してアンテナを立てて、これらの新しい情報をキャッチアップできる人も、インフラエンジニアには向いていると言えるのです。

ルーティンワークが苦にならない

インフラエンジニアの仕事は、パソコンに向かって作業するデスクワークが1日の大半を占めます。仕事の具体的な内容も、ITインフラの設計や構築、保守運用など決まりきったものが多く、ルーティン作業になりがちです。

したがって、毎日同じことをコツコツと繰り返しても飽きることなく取り組める人が、インフラエンジニアには向いていると言えるでしょう。

忍耐力と遂行力を持っている

インフラエンジニアには、強い忍耐力が必要になります。ITインフラの設計や構築段階では、クライアントの意向により沿うものになるよう何度もつくり直すことがあるからです。

さらに、インフラエンジニアには遂行力も必要です。大きなプロジェクトになるほど取り組む工程が多くなり、作業時間も長くなります。そうなっても最後まで責任を持って業務を遂行できる力がある人が、インフラエンジニアに向いていると言えるでしょう。

インフラエンジニアのキャリアパス

インフラエンジニアのキャリアは、最初はITインフラの保守運用から始まり、設計や構築へとキャリアアップを図るのが一般的です。

その後のキャリアパスはいくつか選択肢があり、自分の経験や適性を見極めながらそれぞれの道を目指していきましょう。ここでは、インフラエンジニアのキャリアパスについて、具体的な選択肢を紹介します。

スペシャリストを目指す

ITインフラに関連するスキルや知識を身につけ、ITインフラの専門家としてインフラ関連の企業に転職したり、データベースエンジニアやネットワークエンジニアとして高みを目指したりするという道があります。

スペシャリストとして活躍するためには、常に最新の専門知識を収集することが大切です。自己研鑽を続けていけば、クライアントのどのような要望にも対応できる、市場価値の高い存在になれるでしょう。

マネジメントスキルを身につける

インフラエンジニアとして基本的な能力を身につけたら、多くのエンジニアをマネジメントするスキルを身につけて、プロジェクトマネージャーとして活躍するというキャリアパスもあります。

大きなプロジェクトを達成するためには、高いマネジメントスキルが必要です。プロジェクトマネージャーとしてやるべきことはたくさんあるので、より大きな責任が課せられます。

しかし、その分だけやりがいがあり、一介のインフラエンジニアとは違った達成感を味わえることでしょう。

ITコンサルタントに転身する

インフラエンジニアとして数々の現場で培った経験や知識をもとに、ITコンサルタントとして活躍するという道もあります。

クライアントが抱えるさまざまな課題を解決するために、ITインフラだけに限らず、経営戦略などあらゆる観点からアドバイスを行うことも可能です。

クライアントも大手企業から小規模事業所と幅が広く、業界も多岐に渡ることから、ITコンサルタントには業界の枠を超えたさまざまな知識を身につける必要があります。

未経験からインフラエンジニアになる方法

IT関連の求人広告を見ると、未経験者に対してもインフラエンジニアの募集をかけている企業は多いです。これは、インフラエンジニアの需要が高まっていることの表れと言えるでしょう。

ここでは、未経験からインフラエンジニアになる方法を具体的に紹介します。

未経験可の求人に応募

これまでインフラエンジニアの仕事をしたことがない人であれば、未経験可の求人に応募することをおすすめします。

そのような求人を募集している企業は、最初から自社でインフラエンジニアの人材を育てようと考えていることが多く、インフラエンジニアとしてのキャリア形成をスタートできる可能性が高いからです。

運用・保守からスタートするのが一般的

インフラエンジニアは、システムの運用・保守から始まり、設計、構築の順番で経験を積んでいくのが一般的です。

最初の段階であるシステムの運用や保守は、具体的にはネットワークやサーバーの監視業務を行うことが多く、夜勤もあることから体力を必要とする仕事でもあります。

インフラエンジニアのスタート地点に位置付けられることが多い業務ですが、決して簡単ではありません。ネットワークやサーバーに関する深い知識が求められるのです。経験が浅い人であれば、得られるものがたくさんある業務といえるでしょう。

資格取得も検討しよう

ITに関する基本的な知識を持っているなら、インフラに関連する専門的な資格を取得することがおすすめです。資格取得には時間や労力がかかりますが、就職活動では有利に働く傾向があります。

具体的には、サーバー系の資格であるLPICやWindowsのOSに関するマイクロソフト認定プロフェッショナル資格、ネットワーク系の資格であるCCNAなどがおすすめです。

まったくインフラエンジニアの経験がない場合でも、これらの資格があることを面接のアピールできれば、将来性を評価されて採用される可能性が高まります。

まとめ

新しいテクノロジーが次々と開発されている中で、今後、インフラエンジニアの存在はますます重要なものになっていくでしょう。

インフラエンジニアになるためには、システムの設計や構築、運用や保守に関連する専門的な知識の習得が不可欠です。身につけなければならないスキルや知識は多いですが、それだけの価値があり、やりがいのある職種でもあります。

これからインフラエンジニアになろうと考えているのであれば、この記事を参考にして一歩を踏み出すことをおすすめします。

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