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JSフレームワークとは。人気のフレームワーク一覧と選び方も紹介

2019-07-04

JavaScriptは、よく使われるプログラミング言語の一つです。JavaScriptをより効率的に利用する『JSフレームワーク』について解説します。フレームワークの選び方やおすすめも紹介しますので、参考にしてください。

この記事の目次

JSフレームワークとは

開発環境において、フレームワークの利用は効率性を高める上で重要です。プログラム開発でよく利用される『JSフレームワーク』について、詳しく見ていきましょう。

そもそもフレームワークとは

フレームワークとは、一般的には『枠組み』や『骨組み』という意味を持ちます。では、エンジニアの世界ではフレームワークという言葉がどんな意味を持つのかというと、それは『必要な機能を組み合わせたプラットフォーム』です。

家を建てることに例えると、フレームワークは家の骨格を指します。すでに大まかな形はできあがっていて、あとはフレームワークに沿って作業を進めていけばプログラムが完成するので、試行錯誤の手間が省け、作業を効率的に行えるようになるのです。

一般的なプログラミング開発において、フレームワークは今や当たり前のように利用されています。

フレームワークとライブラリの違い

フレームワークと比較される言葉に『ライブラリ』があります。フレームワークとは何が違うのでしょうか?

ライブラリとは、汎用性の高いプログラムやツールをひとまとまりにした集合体です。例えるなら工具箱のようなもので、よく使う工具が多く収納されているとしても、何を使うかは自分で選ばなければなりません。

一方のフレームワークは、特定の開発に特化した機能ばかりが収納されているので、フレームワークのルールにしたがって制作していくことで、誰が作ってもある程度同じものができるように考えられています。

いろいろなものを作るならライブラリの方が有用ですが、すでに作るものが決まっているのであればフレームワークが適していると言えます。

JSフレームワーク活用のメリット

JSはJavaScriptの略です。JavaScriptは、世界中のプログラマーに利用されているメジャーな言語と言えます。

『JSフレームワーク』は、JavaScriptのフレームワークです。JSフレームワークを利用することには、さまざまなメリットがあります。

例えば、Webアプリの開発に複数のエンジニアが携わる際に、それぞれが自身の開発環境で好き勝手に開発を進めると、作業速度や互換性に問題が出る可能性が高くなります。開発途中でバグが見つかっても、担当したエンジニアでないと直せなくなってしまうという事態もありえるでしょう。

一方、利用するツールやソースコードを、JSフレームワークによってある程度統一性を持たせておけば、保守性が高くなり、プログラマー同士でのデータのやりとりや連携もとりやすくなるのです。

人気のJSフレームワーク一覧

JSフレームワークの中でも、プログラマーがよく利用している人気のフレームワークを紹介します。

AngularJS

『AngularJS』は、Googleが開発を行っているメジャーなフレームワークの一つです。ロジックと表示、制御をそれぞれ独立して考える『MVC』(Model-View-Controller)を採用しています。

これにより、データ同士を結びつける処理や、画面の複雑な処理を一貫して実装することが可能で、「JavaScriptのフレームワークを最初に選ぶならAngularJS」と言われるほどに、採用率の高いフレームワークです。

『AngularJS』

React

『React』はFacebookが開発したライブラリですが、UIを効率的に組み立てるための機能が豊富に備わっていて、実質的にフレームワークとして活用されることも多いツールです。

仮想DOMによる高速処理や、HTMLを埋め込んで実装していくライブラリで、ボタンやフォームなどのUI部分のパーツが、このツールによって世界中で多く作られています。

『React』

Backbone.js

『Backbone.js』は『Coffee Script』などの開発者としても知られるJeremy Ashkenas氏によって開発されたJSフレームワークで、AngularJSと同様にMVCを採用しています。

ここまで紹介したフレームワークとは異なり、下地を用意するためのシンプルさが特徴です。実際に動作を実装していくには、他のツールとの併用が必要になります。

シンプルで覚えやすいので、使えるようになるまでの時間が短く、エンジニア以外の人にとっても人気のフレームワークです。

『Backbone.js』

Vue.js

クリエイティブコーダーとして知られるEvan You氏が開発したJSフレームワークです。MVCの派生パターンの『MVVM』(Model-View-ViewModel)と呼ばれる考え方の下に作られています。

データの入力や画面変更を行うと、別の部分でも変更が同期されるため、作業をシンプルに行えます。UIコンポーネントを用いて、複雑な画面処理をシンプルなコードで実現できるのも特徴です。

エンジニアの間で人気が急上昇しているフレームワークです。

初心者向けはVue.js

初心者向けのJSフレームワークは色々ありますが、その中で、特にVue.jsがおすすめだと言われています。その理由を見ていきましょう。

Vue.jsの特徴・長所

Vue.jsは先述したように、『MVVM』という概念が用いられています。Model(ロジック)・View(見た目)・ViewModel(データのやりとり)に分けることで、コーディングを効率的に行えると共に、コードの保守性を保ちやすいからです。

例えば、ホームページを作る際には、ホームページの見た目を作るフロントエンドエンジニアと、裏で行われているシステム部分のロジックを担当するバックエンドエンジニアに分けることがよくあります。

従来は、それぞれの担当者が互いの仕様を気にしながら作業を進める必要がありました。バックエンドの処理によって表の処理が変わることはよくあるからです。しかし、MVVMによって、それぞれが自身の担当箇所に専念して作業を進めることが可能となっています。

操作性がシンプルなため、実際に使えるようになるまでの時間が短いことも長所だと言えるでしょう。

学習方法

Vue.jsの公式ガイドが日本語で提供されていて、基本的な使い方についてはすべてわかるようになっています。

プログラミングの知識があればある程度の理解は得られますが、難しい場合は解説動画などを併用すると良いでしょう。

『Vue.js』公式ガイド

JSフレームワークの選び方

JSフレームワークは、これまで紹介したとおり、いろいろな種類があります。その中でどれを用いれば良いのか、選ぶ際のポイントを解説します。

選ぶ基準を決める

大前提として、必要な機能があるか、適した用途であるかは必須です。例えば、上で紹介したBackbone.jsは単体で全行程を制作することは難しいですし、元の考え方が異なるVue.jsとReactでは用途も違います。

実績も重要です。よく使われているフレームワークなら、経験者も多いので習得時間が少なくて済みますし、使い方について書かれたサイトや書籍も多くあります。

採用するための基準を決めて、ある程度候補をピックアップしていきましょう。

メリット・デメリットを整理し比較

ある程度絞り込めたら、それぞれのJSフレームワークの特性を整理して比較していきましょう。

軽量でシンプルなものもあれば、機能は豊富にあるものの処理が重いものなど、使い勝手がかなり違うので、開発環境やチーム全体の技術レベルを考慮して選ぶことが重要です。

まとめ

JavaScriptによる開発を行う際には、JSフレームワークの導入は欠かせません。作業の効率化だけでなく、保守性や他のエンジニアとデータをやりとりする上でも、統一のフレームワークを利用することは重要です。

JSフレームワークは、AngularJSをはじめ、異なる特徴を持つさまざまなものが公開されていますので、自分の開発環境と比較してどれを使うかを選びましょう。初心者は、シンプルに使えるVue.jsから始めてみるのがおすすめです。

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