Objective-Cの副業案件・求人

• 最大稼働時間：180時間
• 稼働時間の下限の平均：58時間
• 最小稼働時間：40時間

他言語と比べると、案件数は少なめな傾向です。また、案件の稼働時間については上限は短めの案件が、下限は平均程度の案件が多いです。

Objective-Cの在宅の案件・求人

Offersの在宅案件には次のようなものがあります。

• iOSエンジニア案件・求人
• プロダクト：デジタル身分証アプリ開発
• 雇用形態：業務委託
• 稼働時間/月：40時間以上
• 技術スタック：Objective-C,UX,Perl,Ruby,Swift,Vue.js,Java,UI,Figma,Ruby on Rails,Kotlin,AWS
• iOSエンジニア案件・求人
• プロダクト：ネットショップ開設サービス開発
• 雇用形態：正社員（業務委託からスタートOK）
• 稼働時間/月：160時間以上
• iOSエンジニア案件・求人
• プロダクト：母親向け情報サービス開発
• 雇用形態：正社員

月の稼働時間としては、下限の平均値が63時間程度になっています。

Objective-C案件・求人の平日夜・週末稼働案件

Offersでの案件の傾向

2021年4月現在、Offersで募集しているObjective-C案件の平日夜稼働がOKな案件は全体の0%、週末稼働がOKな案件は全体の0%になっています。

全体平均（平日夜稼働可：26％、週末稼働可：25%）と比べると、平日夜稼働が可能な案件数は少なめな傾向にあり、週末稼働が可能な案件数は少なめな傾向にあります。

また在宅（フルリモート）が可能な案件は86％あり、全体平均（58％）と比べると多い傾向があります。

Objective-Cの週1・週2・週3稼働の案件・求人

Offersでの案件の傾向

Offersで募集中の週1案件は全体の0％、週2以下の案件は全体の29％、週3以下の案件は全体の14％になっています。

全体平均は週1案件で19％、週2案件で33％、週3案件8％なので、短時間稼働案件については少なめな傾向にあることがわかります。

Objective-Cの週1案件の例

OffersのObjective-Cの週1案件には次のような案件があります。

• iOSエンジニア案件・求人
• プロダクト：デジタル身分証アプリ開発
• 稼働時間/月：40
• 雇用形態：業務委託
• 技術スタック：Objective-C,UX,Perl,Ruby,Swift,Vue.js,Java,UI,Figma,Ruby on Rails,Kotlin,AWS
• 備考：
• iOSエンジニア案件・求人
• プロダクト：デジタル身分証アプリ開発
• 稼働時間/月：40
• 雇用形態：業務委託
• 技術スタック：Objective-C,UX,Perl,Ruby,Swift,Vue.js,Java,UI,Figma,Ruby on Rails,Kotlin,AWS
• 備考：Objective-C,UX,Perl,Ruby,Swift,Vue.js,Java,UI,Figma,Ruby on Rails,Kotlin,AWS

Objective-Cエンジニアの平均年収

Objective-Cの平均年収を見ていきましょう

Objective-Cの平均年収

2020年のHRメディア「HRog」の調査調査によると、Objective-Cの平均年収は396万円で調査対象となっている20言語のうち10位でした。

他のApple製OS用アプリケーションの開発で使われるプログラミング言語であるSwiftは425万円のため、同分野の言語に比べてやや低い傾向にあります。

案件数は1,154件（11番目）でJavaの11526件（1位）、PHPの7383件（3位）と比べると需要は少ないですが、その分、やや高単価な案件が多いことがわかります。

出典：【1位はR言語の474万円！】2020年版プログラミング言語別年収ランキング

世代別や雇用形態別の平均年収

Objective-Cの年収は世代によっても大きく変わってきます。 2020年の年代別の年収調査の結果は次のようになっています。

・20代：407万円（3位）

・30代：519万円（9位）

・40代：595万円（12位）

・50代：403万円（20位）

他の言語と同様に40代までは年齢とともに年収が伸びています。しかし、年収の伸び率は他の言語と比べると低く、順位はやや低下していく傾向にあります。

50代に入ると20代での年収よりも低くなり、調査対象の21言語の中で2番目に年収が低い言語となっています。

出典：パーソルキャリア株式会社｜TECH Street

また、雇用形態による年収の分布は次の通りです。

・フリーランス：ボリュームゾーンは200万円～400万円未満。

・会社員：ボリュームゾーンは200万円~400万円未満。

・副業（すきまワーカー）：フリーランスのボリュームゾーンは200万円未満。会社員のボリュームゾーンは200万円～400万円未満。

出典：フリーランス協会｜フリーランス白書

会社員は勤務時間の違いに関わらず過半数が年収 200~600万円と答え、決められた勤務時間を働くことで一定の収入が得られるものの、長時間働いても収入が上がりにくい事が分かります。 フリーランスも本来、成果に対して対価をもらうワークスタイルであり、自分の裁量で受ける業務量や報酬、業務の所要時間をコントロールできる自由度がある反面、多くの案件を受ければ収入が増えることから、過重労働に陥りやすい側面もあります。 フリーランスの約半数はフルタイムワーカーでなく、月平均勤務時間が同程度の会社員より収入が低い結果が出ました。しかし、勤務時間と年収のトレードオフを自己決定しやすく、副業系フリーランスであれば自身の会社員としての収入にプラスアルファで稼げるということにもなり、フリーランスは会社員に比べて満足度が高い傾向があります。 最近では企業の副業解禁によって、会社員であっても副業をすることが比較的容易になってきました。 収入を増やしたい人は、ぜひ副業を検討してください。

Objective-C案件・求人の市場・将来性

Objective-Cの人気は衰退しつつありますが、MacOS向けの開発にObjective-Cが継続して使われているケースがあります。

現状の新規案件では、Swiftを採用している案件が多いです。GitHubのプルリクエスト数の推移のランキングでも0.378%となっており、Groovyに次いで18位にランクインしています。

出典：Github Language Stats

また、過去5年間の検索数の推移を見てみると、下降傾向であることがわかります。

出典：GoogleTrends

Objective-Cの将来性についてのポジティブな意見には人口が多く、熟練度が高いというものやクロやライブラリが充実しているというものがあります。

一方、ネガティブな意見としてはSwiftの人気が高まっていることが挙げられます。

Objective-C案件・求人に役立つ資格・勉強方法

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、基本的なITの知識とスキルを保有していることを証明する資格です。「基本情報」とありますが、試験の難易度は簡単ではないので、堅実な学習を行い、試験に備える必要があります。ITの知識ゼロからスタートする方は200時間以上、現役のプログラマーならば30時間ほどの学習時間の確保が望ましいです。

概要

• レベル：共通キャリア・スキルフレームワークの5人材像（ストラテジスト、システムアーキテクト、サービスマネージャ、プロジェクトマネージャ、テクニカルスペシャリストのレベル 2 に相当
• 期待する技術水準：
• 1．情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
• ①対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
• ② 上位者の指導の下に、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
• ③ 上位者の指導の下に、提案活動に参加できる。
• 2．システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
• ①情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
• ② 上位者の指導の下に、システムの設計・開発・運用ができる。
• ③ 上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
• ④ 上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる。
• 試験時間：300分
• 公式HP：基本情報技術者試験

応用情報技術者試験

上流のプログラマーを目指す技術者におすすめなのが応用情報技術者試験です。この試験は、システムの設計、開発や運用などを一人で作業を遂行することができることを証明するものです。基本情報技術者試験と比べると、難易度が格段に上がるため、基礎的なスキルは習得させておく必要があります。現役のエンジニアでも50時間ほどの学習を行ってから、試験に臨むと良いでしょう。

概要

• レベル：共通キャリア・スキルフレームワークの5人材像（ストラテジスト、システムアーキテクト、サービスマネージャ、プロジェクトマネージャ、テクニカルスペシャリスト）のレベル3に相当
• 期待する技術水準：
• 1．情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
• ①経営戦略・情報戦略の策定に際して、経営者の方針を理解し、経営を取り巻く外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集できる。
• ②経営戦略・情報戦略の評価に際して、定められたモニタリング指標に基づき、差異分析などを行える。
• ③提案活動に際して、提案討議に参加し、提案書の一部を作成できる。
• 2．システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
• ①アーキテクチャの設計において、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える。
• ②運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのメンバとして、担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える。
• ③プロジェクトメンバとして、プロジェクトマネージャ（リーダ）の下でスコープ、予算、工程、品質などの管理ができる。
• ④情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる。
• 試験時間：300分
• 公式HP：応用情報技術者試験

Objective-Cの特徴

Objective-Cは、Appleプラットフォームでのアプリ開発に使われる言語であり、C言語をベースに作られているため、C言語で使える関数や配列、データ型、変数定義、ifやforといった構文はObjective-Cでも使うことができます。

一方、Smalltalk型のオブジェクト指向を付加しているため、Javaなどとは違う独特の構文スタイルを持っており、記述が分かりにくく、習得の難易度が高いという一面もあります。2001年のアップデートを最後に、それ以後更新はなく枯れており、実績を積んでいることも、この言語の特色と言えるでしょう。

Objective-C2.0のアップデートの際には、GC（メモリ管理を自動化する機構）やプロパティという機能が搭載され、Swift登場以前のアプリ開発における代表的な言語として貢献しました。

Objective-Cのメリット

Objective-Cは、C言語を拡張されているがゆえの利点があります。

• 30年以上の実績があり、更新はなく枯れている
• C言語を拡張しているので、処理速度・コンパイル速度が早い
• 言語仕様変更の追従がほぼ起こらない
• Swift開発者よりも人口が多く、熟練度が高い
• マクロやライブラリがSwiftよりも充実

Objective-Cのデメリット・リスク

独特の記述方法によって次のようなデメリット・リスクがあげられます。

• Swiftに比べて開発速度が遅い
• ほぼC言語なので学習コストが高い
• 書き方に癖があるのでコンバートしづらい
• 高度な開発が進むにつれて記述が複雑になり、バグが起こりやすい

閉じる