エンジニア/デザイナーの副業・転職採用・求人案件 相場

平均時給

5,015.7

中央値時給

5,000.0

最高時給

15,000.0

週間平均稼働日数

3.4

(108h)

副業転職/フリーランス求人・案件の週間平均稼働日数は、3.4 日(108h)です。

副業転職/フリーランス求人・案件の中でご自身に最適なものを選びましょう。

セキュリティエンジニアとは

セキュリティエンジニアとは情報セキュリティに特化したエンジニアのことです。セキュリティに配慮したシステム設計・運用、外部からのサイバー攻撃を防ぐための脆弱性の調査や対策などを行います。

非セキュリティ関連の企業でファーストキャリアでセキュリティエンジニアになるケースはあまり多くはなく、セキュリティ企業に就職するか、インフラ系の経験を経てセキュリティエンジニアになるケースが多いです。

セキュリティエンジニアの案件・求人の業務内容

セキュリティエンジニアの業務例としては次のようなものが挙げられます。

  • アプリケーションをセキュアにするために脆弱性を探す脆弱性診断業務
  • 社内ネットワークに侵入できるか、侵入後どこまでシステムを侵害できるかを検証するペネトレーションテスト業務
  • 社内の通信に不審なものがないか監視したり、EDR(Endpoint Detection and Response)が出すアラートなどを分析したりするSOC業務
  • インシデント発生時に攻撃者による痕跡を探すフォレンジック業務
  • 攻撃者が使用した不正なプログラムを解析するマルウェア解析業務

OffersMagazineのこちらの記事でもに詳しく説明しております。

脆弱性診断については、バグを見つけたホワイトハッカーに対して報奨金を支払うプラットフォームがいくつか運営されています。次のようなサービスが有名です。

海外のサイトの方が案件数は豊富で、他にもいくつかのプラットフォームがありますので、参考に見てみると良いでしょう。

セキュリティエンジニアの案件・求人で求められるスキル

セキュリティエンジニア求められるスキルには次のようなものがあります。

  • 脆弱性に関する知識
  • 何らかのWebアプリケーションを開発した経験
  • HTTPに対する深い知識
  • プロキシツールに関する知識
  • 低レイヤーの知識

セキュリティエンジニアの平均年収

セキュリティエンジニアの平均年収を見ていきましょう。

セキュリティエンジニアの平均年収

求人サイトの求人ボックスによると、セキュリティエンジニアの平均年収は約556万円で、平均時給は1,973円です。

月給平均は37.5万円となり、初任給の相場は22万円程度で、日本の平均年収では比較的高い値となっています。

また、レベルの高い資格を保持することによってCIEM保持者の平均年収は700万円、CCIE保持者の平均年収は750万円と通常よりも大幅に年収が増えています。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報|求人ボックス

世代別や雇用形態別の平均年収

セキュリティエンジニアの年収は世代によっても大きく変わってきます。 2021年の年代別の年収調査の結果は次のようになっています。

  • 20〜24歳:339万円/月収25.4万円
  • 25〜29歳:445万円/月収30.6万円
  • 30〜34歳:553万円/月収35.8万円
  • 35〜39歳:573万円/月収38.7万円
  • 40〜44歳:621万円/月収42.1万円
  • 45〜49歳:651万円/月収43.4万円
  • 50〜54歳:666万円/月収44.5万円
  • 55〜59歳:652万円/月収44.4万円

未経験者の平均年収は300万円台となっており、経験や求められるスキルによって年収に大きな差があります。

2010年から2019年までの9年間、平均年収の推移は500〜600万円を維持しており、安定した収入を得る事ができると言えます。

出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報|求人ボックス

また、雇用形態別の平均年収は以下の通りです。

  • フリーランス:666.9万円
  • 会社員:573万円
  • 副業(すきまワーカー):573〜666.9万円
出典:セキュリティエンジニアの仕事の年収・時給・給料情報|求人ボックス

会社員は勤務時間の違いに関わらず過半数が年収 200~600万円と答え、決められた勤務時間を働くことで一定の収入が得られるものの、長時間働いても収入が上がりにくい事が分かります。

フリーランスも本来、成果に対して対価をもらうワークスタイルであり、自分の裁量で受ける業務量や報酬、業務の所要時間をコントロールできる自由度がある反面、多くの案件を受ければ収入が増えることから、過重労働に陥りやすい側面もあります。

フリーランスの約半数はフルタイムワーカーでなく、月平均勤務時間が同程度の会社員より収入が低い結果が出ました。しかし、勤務時間と年収のトレードオフを自己決定しやすく、副業系フリーランスであれば自身の会社員としての収入にプラスアルファで稼げるということにもなり、フリーランスは会社員に比べて満足度が高い傾向があります。

最近では企業の副業解禁によって、会社員であっても副業をすることが比較的容易になってきました。

収入を増やしたい人は、ぜひ副業を検討してください。

セキュリティエンジニア案件・求人の市場・将来性

企業において情報セキュリティに関わる職務分野は幅広く、必然的にセキュリティエンジニアの仕事内容も多岐にわたります。

例えば、サーバーのセキュリティ管理や、サイバー攻撃を防ぐための調査、セキュリティシステムの改善などが挙げられます。

企業にとって重要な情報をデータで保管することが増え、情報セキュリティを担うセキュリティエンジニアは需要が増加しています。

需要が増加する理由やセキュリティエンジニアの将来性を確認しましょう。

年々悪質かつ巧妙になりつつあるサイバー攻撃から情報を守ためにセキュリティエンジニアの需要は増加傾向にあります。

しかし、IT人材は不足しており、経済産業省が行った調査では2018年時点で20万人ほどの人材が不足しており、2030年には80万人近くのIT人材が不足するという試算も出ています。

出典:IT人材需給に関する調査|みずほ情報総研株式会社

このようにIT人材が不足している中で情報セキュリティの重要性が高まっており、専門的な知識を有するセキュリティエンジニアはあらゆるところで必要とされています。

セキュリティエンジニアとしてキャリアを積めば、さまざまな分野で活躍ができます。例えば、セキュリティエンジニアのマネージャーとして活躍するだけでなく、セキュリティの問題を解決するための相談や提案を行うセキュリティコンサルタントも視野に入ります。

また、サイバー攻撃や不正アクセスの分析を行い、セキュリティ対策や有事対応を行うセキュリティアナリストや、セキュリティ意識の啓発やリテラシー向上に貢献するセキュリティ講師としても活躍ができるでしょう。このようにセキュリティエンジニアの活躍できる分野は幅広く将来性がある職業と言えます。

セキュリティエンジニア案件・求人に役立つ資格・勉強方法

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定はネットワーク機器大手シスコシステムズが行っているネットワーク関係の資格試験のことを指します。ネットワークに関して幅広く認定を行っており、セキュリティ分野の認定も行っています。

【概要】

▼レベル

  • レベル1:エントリー(CCT)
  • レベル2:アソシエイト(DevNet Associate,CCNA,CyberOps Associate)
  • レベル3:プロフェッショナル(DevNet Professional,CCNP Enterprise,CyberOps Professional,CCNP Collaboration,CCNP Data Center,CCNP Security,CCNP Service Provider)
  • レベル4:エキスパート(CCDE,CCIE Enterprise Infrastructure,CCIE Enterprise Wireless,CCIE Collabration,CCIE Data Center,CCIE Security,CCIE Service Provider)

▼費用

  • CCT:税込15,400円
  • CCNA:税込36,960円
  • DevNet Associate:税込36,960円
  • CCNP(コア試験):税込49,280円
  • CCNP (コンセントレーション試験):税込36,960円
  • DevNet Professional(コア試験):税込49,280円
  • DevNet Professional(コンセントレーション試験):税込36,960円
  • CCIE(クオリファイ試験):税込49,280円
  • CCIE(ラボ試験):税込188,870円
公式HP:シスコ技術者認定

情報処理安全確保支援士試験(SC)

サイバーセキュリティに関する知識や技能を保有する証明となる資格です。

【概要】

  • 費用:非課税5,700円(令和4年4月から非課税7,500円に改定)
公式HP:情報処理推進機構

情報処理技術者試験

経済産業省が認定している情報処理関係の資格で、唯一の国家資格です。

【概要】

  • 対象:未経験でも受験可能
  • 種別:基本情報技術者試験,応用情報技術者試験
  • 費用:現在は5,700円 ※令和4年4月より7,500円に改定
公式HP:情報処理推進機構

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